だんだんホクホクになっていく 早速実食。0.5mmは完全にパリパリだった。水分が飛ぶからか、揚げ前よりも揚げ後の方が薄くなっていて、0.5mmも無いんじゃないかという薄さだ。普通のポテトチップよりもグッと薄い。 1.4mmもまだまだパリパリだった。普通のよりちょっと分厚いくらい。食べ応えがあって美味しい。 問題はここから。まず2mm。円のまわりの部分がパリパリだったので、これはいけると思ったのだが、円の中心がホクホクしてしまっている。いや、ホクホクは結構であって実はこれがかなり美味しかったのだが、ホクホクという言葉はポテトチップの辞書にはない。ポテチ失格である。
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食感のグラデーション | 3mmはさらにホクホク部分が増え、見るからにこれはフライドポテトだろうという5mmはホクホクを通り越してホックホクであった。ああ、美味しい。美味しいのに申し訳ないが違うのだ、今日の趣旨とは。 以上、ポテトチップとしての限界の厚さは1.4mm程度と言うことが分かった、としたいのだが、調理法を少し何とかすれば、もっと分厚いポテトチップはできるんじゃないか。
じっくり揚げて分厚いけどパリパリを目指せ
さっきは普通のポテトチップを作るという前提で高温の油で揚げた。が、これを低温にしてじっくり揚げたらもう少しパリパリの部分が内部に進行するはずだ。 改めて、2mm、3mm、5mmを用意。今度はじっくり時間をかけて揚げることにした。
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“ジュワッ”ではなく、“シュワー”ぐらいで根気よく揚げる |
あ、なーんだ、最初から全部これぐらいの温度で揚げれば良かったんじゃん、と思うほどすんなり、分厚くてパリパリのポテトチップが完成した。おおー。 |