みかん、どっさりだ…。
たらみのどっさりフルーツは衝撃的だった。
カップのなか 溢れんばかりに詰まったみかん。まさにどっさりだ。
「どっさりだ…」
あけたときに嬉しくつぶやいた人も多いだろう。多くないかもしれないが少なくとも僕はそうだった。
今回は、そんなどっさりフルーツにリスペクト企画です。(林 雄司)
うちのどっさり
僕の家にどっさりとあるもの、それはケーブルである。デジカメや携帯、小さいパソコンについていた接続ケーブル、充電器などが衣装ケースいっぱいに詰まっている。
箱を開けて思うのは
ということ。しかもいつも肝心なときに使うケーブルがなくてイライラさせられる。
ところで、どっさりフルーツのたらみはもともと果物を作る会社だった。どっさりフルーツの前に、みかんがどっさりあったに違いない。
ものは違えど僕も同じ状況だ。つまりどっさりケーブルでも作ってみるか、ということに帰結するのだ。
レシピ
では、どっさりケーブルの作り方です。結論からいうとすごく簡単なので急なお客さんが来たときでもどうぞ。すぐ帰ると思いますが。
iMac のグラファイトみたいだ
ゼリーに色をつけなかったせいで全体に地味である。なかに入っているのがケーブルだし。
ゼリーの中をのぞき込むと、かつては活躍していたケーブルたちが固まっている。このケーブルを使って取材したこともあった。だけどいまはぷるぷるしている。
ハードなものをぷるぷるしたもののなかに入れるという点では、針供養(折れた針を豆腐に刺す)と同じ構造である。僕はケーブル供養がしたかったのかもしれない。
ところで
どっさりフルーツはもう販売していないのだ。コンビニやスーパーに行っても置いてない。同様の商品で「きらり」という商品ならある。
たらみさんに電話で聞いてみたところ、「量も増えて新しくなって名前も変わった」ということだった。なんだ、じゃあOKだ。
みなさんもゼラチンで身近なものをぷるぷるさせてください。出所の分からないカタルシスを得られます。