なので、最初から最後まで框に腰掛けて済ませてしまうお客さんもいらっしゃるそうだ。
そういえば私の祖父の家が酒屋で、昔の田舎の酒屋は皆、店先でコップについで1杯いくらで売って、客はそのまま框に腰掛けて飲んでいったものだった。そんなノリを思い出した。
「お客さんの細かな要望を聞くのが仕事」とはいうものの、ご年配の方の中には、たまに仕事とまったく関係ない話をしに来る人もいるそうだ。やっぱり。
でも掘りごたつで迎えられると、お年寄りじゃなくても関係ない話して長居したくなるかもしれない。だって最後に頼んだツマミがいつ出てくるかわからないじゃないか! |