今日は、世界の中心ではなく、社会の裏側いえ、歩道橋の階段の裏側から発信される電ぱ……いえ、メッセージをこっそり見てみたいと思います。
(八二一)
人は、何かを伝えたい時、どういう手段を選ぶでしょうか。インターネットに書き込む?便所に落書き?甘い。これを見た後に、そんな行為は甘く思えます。
ここで見つけたのは、最もプリミティブでアナログな書き込み行為。アイデアひとつで、こんな場所がメディアに変わる、そのことへの驚きが感心につながり、興味を持つ発端となったわけです。
という訳で、こちら。つまり、砂埃に指で書いた落書きだったのです。コスト0。
やっていることは、「砂に書いたラブレター」と大差ないように思うのですが、「階段の裏に吐くよ胸の内」だと、なぜこうもイメージが違うのでしょうか。
時々変わるメッセージ
ほこりがたまって、前の書き込みが消えたら、新たな書き込みがなされているようです。純文学に出て来るラブレターというコンセプトだったらロマンチックに感じないこともないですが。
ここまでひっぱってきてなんですが、やっぱり正直キモいですな、すみません。
それでも、妙に憎めない書き込みが気になる……。
えー、お知らせですが、大阪中津のカンテグランデというカフェで、かわいい猫の写真展を行います。
4月8日(金)〜4月17日(日) 『はっちゃんだらけ』(青心社)という写真集の出版記念展です。 キャットショーにも連れていった、うちの子です。 よろしければぜひお越し下さい。
https://i821.com