知的ゲーム
そこここにあるハイテクという名の科学。
自動ドアだってセンサーを通過した人がガラスにぶつからないようにうまいことドアを開けてくれる。
テレビだって湯沸かしポットだって、醤油チュルチュルだって科学なのだ。
ビバ科学。
科学がなければ今どんなにか不便な生活を送っていただろう。
そんな科学への入り口に手を差し伸べるこの施設。
何気ないテーブルに音階と丸や三角のマークが書かれたプラスチック板がある。
そのマークを叩くと、叩いた強弱と同じ大きさで音が出る。
そのセンサーはテーブル自体にあるらしく、プラスチックをどかしても音が出た。
叩いた強さを感知する、って電子楽器でも使われているが、その仕組みを解説できる一般の人はどれだけいるだろう。
そんな、ふとしたところに科学は落ちている。
それにしてもこのテーブルで音楽を奏でるのは、ツイスターゲームをすごい早さでやるようなものなのだろう。そんな演奏見てみたい。それはもう、ショーだろう。
その隣には科学クイズに挑戦できるモニターがある。この挑戦、うけてたたないわけにはいかない。
次々出される珍問難問の中、「富士山レーダーの目的は何でしょう?」という問いの選択肢の中の「ユーホーの観察」に脱力してしまった。ユーホーて。
しかし「16両編成の新幹線が東京から新大阪まで走るとどのくらいの電力を使うでしょう?」なんてマニアックな問題ももりこまれている。
わかるか、そんなの。
全問正解すると現れるというトロフィーを見るために、8回も挑戦してしまった。むむむ。 |