名前を書くとその人を殺すことができる 死のノートをめぐり、 手に汗握るスリルとサスペンスの連続で いまや大人気のジャンプ漫画 「デスノート」。 そこで今回は、 (作中になぜか 「ヨシダプロ」もよく出てきたことですし、)
僕も自分のデスノートを 紹介してしまいたいと思います。
つまり、 今まで僕が学生時代につかってきた ノートのデスっぷりを 振り返ってしまいたいと思います!
一体僕のノートは どれだけデスノートだったのか、 そしてそれとともに きっとみんなも 学校で習ったであろう 懐かしの授業内容も 一緒に振り返って復習していきましょう!!
(ヨシダプロ)
●現代文デスノート
まずこちらは 高校時代の現代文の教科書に載っていた 夏目漱石の代表作「こころ」についての 授業のノートです。
この「こころ」は みなさんもきっと授業で 習ったことがあるのではないでしょうか。
で、その「こころ」にはメインキャラとして、 主人公との間で一人の女性をめぐる恋に揺れ 葛藤・自己矛盾・自己嫌悪の末ついには自殺してしまった 向上心の塊だった「K」という男が出てくるのですが、
その彼を ノートの空いたスペースに 自分なりにビジュアル化しているようです。
……。
Kヲタに怒られそうです。
●数学Uデスノート
続いてこれは 数学Uの代数幾何で習う ベクトルの時のノートです。
最近では 「ちょ→ムカツク」などの 女子高生のケータイ文字における音引きの 役割を十分に務めあげている あのベクトルです。
で、この ベクトルの演習問題をやっている際に 右端につい描いてしまってあるのが
ベクトルを 自分なりにビジュアル化したもののようです。 文系に行ってよかったです。
●英語読解デスノート
これは 英語の 長文の読解問題のノートのようです。
で、自分の読解による答えがこちら。
マークは答えた。 “あなたは本当にこれがバカげた考えだと思っているのですか、ほら” 彼は窓の方に歩いていって窓を開けた。 そして窓から飛んでいってしまった。
?
素人にありがちな直訳っぷりですが、 しかも自分ではきっちり○をつけています。
最後に マーク飛んでいってしまっているのですが いいのでしょうか。
当時から 自分に甘かったんですね。
●古文竹取デスノート
これは「古文」のノートでして、 竹切ったら姫ボーンでなんやかんや でおなじみの 「竹取物語」について授業のようです。 で、 その「竹取物語」において見られる 過去の助動詞「けり」についての ノートのようですが、
いきなり 異星人のようなキャラが登場してきています。 「竹取物語」にはこんなキャラはいないはず。
で、これ何かといいますと 実はこれ この古文の授業を教えてくれていた Z先生の似顔絵です。
いやこれ 結構似てるんですよ。ほんとに。
千葉高校のみんなは きっとわかってくれると思います。 なぁみんな。
●化学デスノート
化学の原子についてを イオンレベルで 図解しております。 が その一方で、
ロードランナーの 難しい面を エディットしています。
あ、あの金塊 時間差つかわなきゃ取れないですね。
これはいい面です。
●近現代史デスノート
これは世界史の 第二次世界大戦の爪あと についてのノートのようでして、
それが遠因となり発生した 中国残留孤児 とのことで、 それを見事にビジュアル化しているようです。
が これほぼ ドナルドです。
あまり授業を聞いていなかった様子が よくわかります。
●漢文デスノート
これは漢文での おなじみ「四面楚歌」の授業でのノートであります。
「楚〜♪楚〜♪楚〜♪楚〜♪」でおなじみの 四方を敵に囲まれ孤立無援に陥った項羽の様子を描いた 四面楚歌ではありますが、
なぜか逆さまに 本格的に項羽が書かれております。 しかもリアル版。
おそらく授業を聞かずに落書いていたようですが、 本宮ひろ志や横山光輝版以上に 写実的な項羽です。
そういやわりと司馬遷にも似てますね。 そんなのどうもでいいですね。
●英語単語デスノート
これは 英語のノートなんですが、 なかなか覚えられなかったのか
exaggerate 誇張する
というこの単語を 延々と描きまくっております。
こういった 自分なりに覚えにくい言葉を 何度も書きまくって反復練習するのはよくあることですが、
端から冷静になって眺めてみると、 どうでもいい同じ言葉を延々と こんなに書き続けているなんて ちょっとやばい人 に見えてきます。
気をつけたいものです。
で、すると
まだ全く他のところにも exaggerate 誇張する 書きまくっておりました。
ここまでくると 我ながら気の毒です。
●謎のデスノート
で、 今度は何の単語を ノートに書いて暗記しようとしてるんだ と思ったら、
よく見てみたらコレ
B’z です。
ビーゼットこと B’zです。
B’zの曲を なぜかノートに列挙しております。
きっと高校時代すごく好きだったのでしょう。 さてはこの当時のB’z MY BEST10でしょうか。
結構な恥ずかしさです。
●世界史デスノート
これは「世界史」での 近現代フランスのあたりの ノートです。
「ジャコバン派」とか 言葉の響きだけがおもしろい 近現代フランスに関しての 誰かを描いているようですが、
あふれんばかりの絵を描くことへの欲求が 行き場を失っている様子がよくわかります。
●地学デスノート
これは 地学のノートでして、 ホルンフェルスってことで 黒ウンモやら石英とかの 今の人生には何の役にも立っていない 岩石的な話です。
で、 とはいえ 図解だけは無駄に丁寧です。
絵描きとして くすぶっている様子が 手に取るようにわかります。
●短歌デスノート
これは国語の授業のノートですが みなさんもきっとご存知でしょう、 国語界において最も絵心がくすぐられる顔面でおなじみの 正岡子規です。
やはり つい描いてしまっております。 ナメック星人のような その滑らかな後頭部も しっかり描ききっております。
正岡、 あの業界においては あまりにもその外見がビジュアルショック系であるがゆえに、 その作品自体への印象があまり残っていないのが もったいないです。
●公民デスノート
これは「公民」の授業で、 プライバシーやらの人格権をめぐる 裁判についてのノートのようですが
勝訴だったようです。 おめでとうございます。
●米国デスノート
アメリカンマスクです。
数学の授業のノートのところに 突如何の前触れもなく これが出てきてました。
いろいろ つらかったんでしょう。
で 今度はまた一体 何の単語を 暗記しようとしてるんだ と思ったら
チャゲアス です。
チャ&ゲアスカこと チャゲアスです。
チャゲアスの曲を なぜかノートに列挙しております。
きっと高校時代すごく好きだったのでしょう。 さてはこの当時のチャゲアス MY BEST10でしょうか。
ビーゼット以上の 結構な恥ずかしさです。
はい。
以上 いかがでしたでしょうか。 今週の「落書きノートはもうコリゴリ」
というわけで みなさんもぜひ 自分の過去の学校でのノートを 振り返ってみていただけたらと思います。
なかなかのデスっぷりに きっと死にたくなることでしょう。
お手数ですが よろしくおねがいいたします。 ではまた失礼致します。