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コネタ


コネタ416
 
僕のムーン・ウォークを見て下さい

あれはまだ僕が中学生の頃、テレビでマイケルジャクソンのムーン・ウォークを見て驚いた。何てカッコイイんだ、マイケル。それ以来、すっかりマイケルの虜になった僕は、自己流でムーン・ウォークを研究した。勉強そっちのけで練習を重ねるうち、最終的にムーン・ウォークをマスターした。

あれから20年以上の月日が経ち、その事をすっかり忘れていた。

そういえば俺、ムーン・ウォークが出来るじゃん。

これは是非、披露しなくては。
という訳で、今日は僕のムーン・ウォークをご覧ください。

パーオッ!

(text by 住 正徳

マイケルジャクソンの自叙伝に、その名もズバリ「ムーン・ウォーク」という本がある。日本語版は1988年にCBSソニー出版から発行されていて、翻訳は現・長野県知事の田中康夫さんだ。


“ムーンウォーク” マイケルジャクソン著

この中で、マイケルジャクソンがムーン・ウォークをマスターするまでのいきさつが綴られている。

「ムーンウォークの練習にはそれなりに時間をかけました。 〜中略〜 ムーンウォークはブレークダンスのステップとして黒人の子供たちがゲットーの街角で作り出した“ホッピング”というタイプのステップから生まれたものです。 〜中略〜 ムーンウォークを僕に教えてくれたのは3人の子供たちでした。彼らから、その基本を授かると、ひとりで何度も何度も繰り返しました。」

田中康夫さんの翻訳により、マイケルとムーン・ウォークの出会いがしなやかに描かれている。マイケルも相当練習したらしい。


マイケルのムーンウォーク!

そんなムーン・ウォークをこれから僕がやる訳だが、ムーン・ウォークをするにはなるべく床がツルツルしていた方がいい。子供たちが思わず靴スケートで遊んじゃうほどのツルツル具合がベストだ。そんなムーン・ウォークにうってつけの場所が身近な所で見つかった。
ニフティさんが入っている大森のベルポートだ。大理石調な床でツルツルしているのだ。早速、お仕事中だったウェブマスターの林さん(ニフティ勤務)に連絡した。

「これからベルポートのホールでムーン・ウォークします。見に来てください」


マイケルの様に撮ってください

林さんには僕のムーン・ウォークを見ていただくと同時に、写真と動画の撮影もお願いした。

 

3分で分かるムーン・ウォーク講座

まずはじめに、ムーン・ウォークのやり方を連続写真を使ってご説明いたします。


右足のつま先に重心をおく 重心は右足のまま、左足を後ろに引く
右足の重心を左足に移しながら、右足を引く 重心を完全に左足に移す

この一連の動きを連続して行う事でムーン・ウォークとなる。

参考までに全身の動きもご覧ください。
ッダ!


イチ ニー
サン パオッ!

写真を撮ってくれている林さんに聞いてみる。

「どうですか?出来てますか?」
「ええ、出来てますけど、後ろでずっと警備員が見てます」
「えっ?マズイっすかね?」
「いや、どこにも“ムーン・ウォーク禁止”って書いてないから」
「大丈夫ですよね」

写真撮影が一通り済んだので、次に動画を撮影してもらうことに。


ベストなアングルを探る じゃ、いきますよ

ムーンウォーカー
>>ブロードバンド
>>ナロードバンド

見逃した方のために、もう1回。今度はカメラ目線でお送りいたします。


ムーンウォーカー(目線ありで)
>>ブロードバンド
>>ナロードバンド

何度やってもマイケルの様に格好良くならないのは何でだろう。
腰つき? ズボンの丈? 骨格?

とにかくもっと精進したいと思います。

 

あ、あと僕、バックスピンも出来るんです。
オマケにその映像をどうぞ。

バックスピンです
>>ブロードバンド
>>ナロードバンド

 

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