デイリーポータルZロゴ
このサイトについて
東急メディアコミュニケーションズ

コネタ


コネタ425
 
行かないで、生肉。

私がこよなく愛する生肉がどんどんメニューから消えて行っている・・・。
お魚とちがって、ツルっとしててコシのあるどっしりした味は万人に好かれる品ではないけど、他に代替品の無い貴重な味なんだ。
生肉メニュー存続のために私は訴える!生で食べる肉の刺身はサイコーなのだ。
『他にも美味しいものがある』なんて励ましには耳は貸さないぞ!。

(text by 藤井 季美

■私が通い続けた生肉好きのパラダイス

いつでもやっぱり赤提灯。


高田馬場にあるこの『とんちゃん』との出会いは10年ほどさかのぼる。当時は新宿付近に勤務していて、同僚に連れてこられたのがこの店であった。昔はいかにもホルモン出しますという雰囲気のお店であったが、4年ほど前に店舗が移動&改装。珍しい生肉メニューが並ぶこの店の代わりを見つけるのは無理に近いので当時は『わー店が無くなった!』と思いうろたえた。

さて、こちらが現在の店舗


背中を見せてるのは店主のおやじさん。 壁は打ちっぱなしのコンクリート。

小ぎれいなお店に変身している。 実は、私はしばらく日本を離れてたり、高田馬場からは遠い場所で働いていたので、このお店が移転してから来るのは初めて。わーなんかJazzでも流れてそうな内装だな。

 

■幻のメニューとなった「ずい刺し」

さっそく中生を注文。 久しぶりなのでテンション上がってます。


さて、私のお目当てといえば「ずい刺し」。 「ずい」とは骨髄のこと。このお店以外では「ずい刺し」は食べたこと無い。かなり珍しいと思うんだけど、どうでしょ?ただ刺身で食べられるほど新鮮な骨髄を入手するのは大変なので、いつも置いてある訳ではないんだなぁ。今日はどうだろう・・・と思い店主に聞いてみると・・・・・・。

店主 : いやー狂牛病の一件以来、骨髄は食べられなくなっちゃったんだよ。
筆者 : え?牛の骨髄だったんですか? ここで出してるのは豚だと思ってました。
店主 : 豚の骨髄はねぇ食べられるほど太くないんだよねぇ。

なぬー!!!!
こんなところも狂牛病の影響が・・。
ということは、刺身だけでなく

コレも コレも コレも無し?

 

くすん・・・。

 

でも、ここには他にも生肉メニューがあるんだ!


レバ刺し、コブクロ刺し、ハツ刺し


こちらがミックスホルモンの刺身。見た目も美しい新鮮でぴちぴちのお肉たち。にんにくオロシ、豆板醤、ショウガがのってまず。




こうして全部混ぜて。



食べる。
んーーーーぴちぴちしてて美味しい!
コブクロはコリコリ。ハツはシャッキリ。レバーもでれっとしてなくてコシがあります。

 

■さーてどんどん食べちゃうぞー。


以下は焼き物メニュー刺身で食べられるほど新鮮な肉ばかりなので、さっと火を通すだけでOK。


レバー コブクロ カシラ

 

お店の名物「とんちゃん焼き」 唐辛子を混ぜてじっくり焼きます。

どれもこれも新鮮でとっても美味しいから、もくもくの煙にまみれながら食べまくる。でも頭をよぎるのは「ずい刺し」。うーうーうー次はいつ食べられるんだろう。哀しい。
吉野家でさえ牛丼が復活してないのだから見通しは暗いに違いない。

生肉ファンが増えれば復活の可能性が増えそうな気がする。少しでも生肉ファンが増えることを祈っております。みんなで生肉を食べよう!オゥ!

旨いったら旨いんだからなー!

お店データ: とんちゃん 03-3232-5616
高田馬場 早稲田通りと明治通りの交差点付近

 

▲トップに戻る コネタバックナンバーへ
 
 


個人情報保護ポリシー
©TOKYU MEDIA COMMUNICATIONS INC. All Rights Reserved.