郊外を車で移動していると、広い店舗に大きな駐車場が完備されたファミレスや焼肉、パチンコ、ゲームセンターなどをよく目にする。電車と徒歩で移動していたら見られないような店舗もあり、車の窓越しにネオンに飾られた看板を見てるのは楽しい。
ある日、その景色の中にとても”見慣れ無いもの”を見つけた。

（藤井 季美）

■夜道に浮かぶ派手なネオン

■本当に下着を売っている。

ショーケースをよくみると赤や青やカラフルな色が並んでてキレイ。下着を見てるふりをしながら周囲をチラチラ見る。お店の性質上、写真撮影は大っぴらにはしにくい。
男性独りのお客さんはほとんど居ない。お客さんはほぼカップル。

２階に上がる。基本は店内は静かなのに、人の囁くような話声が聞こえて来る場所があった。 なんとなく気になって行ってみるとカップルが２．３組かたまってた。 この広い店内でそこだけなんで混雑してるんだろう？と不思議に思って見てみると、 彼らが熱心に自分のパートナーと会話しながら見ていたのは「大人のおもちゃ」。
むむう。やはり無人の気軽さかカップルがみな堂々と楽しそうに知恵の絞り出されたアレやコレの道具を観察。 ここに来てるカップルのほとんどはコレが目的なのか？
この場でオドオドしてたら逆に変っぽいので、私も普通にいろいろ商品を観察してみた。 人間の探究心ってすごいなぁ。