(text by ライスマウンテン)
注意!読むと涎がだ〜らだら出ます。
ものすごく当たり前なタイトルに見えて、今まさに実行するは不可能に近い全国ウン千万のサラリーマンの願い”吉野家で牛丼を食らう!”。難攻不落の日本に対し今のところ打つ手なしな感じだが、こんなご時世なのにこれがどうして食べれる吉野屋があるのだ。 吉野屋のホームページを訪れてみる。メニューを見ると見ての通り、バイバイビーフだ。
ところが吉野屋は海外に店舗を持っている。英語や中国語があるが、英語は所詮カタカナ言語だ、中国語は所詮漢字言語だ(イマイチ意味不明)!なんで恐れず訪れてみると、メニューの項目ではなんと言葉こそ異なれ牛丼が健在ではございませんか!?
吉野屋の広報に電話してみる。
ライスマウンテン(以下ラ):海外の吉野屋では牛丼が食べれるとWEBで書いていますが本当ですか? 吉野屋広報(以下吉):台湾以外の吉野家では販売しております。 ラ:肉はどこ産ですか? 吉:現時点での状況ですが、中国は中国産、香港はブラジル産、シンガポール、マレーシア、オーストラリアは豪州産、フィリピンはカナダ産、アメリカは米国産です。 ラ:味は本物ですか? 吉:同じです。 ラ:日本で吉野屋の牛丼を心待ちにしている方に一言ください。 吉:弊社のホームページの中の「何故、吉野家は牛丼の販売を再開しないのか?」をご覧ください。
折角なので実際吉野屋で牛丼を食ってみることにした。ターゲットは財布に比較的優しい上海の吉野屋。
自己紹介を忘れたが実は筆者ことライスマウンテンはユニットで数人いたりする。ライスマウンテンの1号は東京から、2号は日本食とは縁のない中国の片田舎から上海で落ち合う。「ひさしぶり2号、この前貸した金返せ!」「ひさしぶり1号!また今度!」そんな挨拶を交わすとすぐ上海の目抜き通り、南京路へ。
上海の南京路は、上海を訪れる観光客が必ず訪れる東京で言えば銀座のようなところで、中国中からのおのぼりさんでごった返す。日本人もよく訪れるので、カタコトの日本語で語りかけてくるインチキ客引き中国人が多い。
「スイマセン、ワタシ日本語ヲベンキョウシテイルンデスガ友達ニナリマセンカ?」 「オニイサン、オンナオンナ」
…んなもんにひっかかるかい。以前ネタ探しでついていったら変なコーヒー屋つれてかれてボッタクられて、しかもイマイチネタも面白くないというダブルストレートパンチを食らったライスマウンテンであった。
吉野屋発見!
名物(?)U字カウンターテーブルやリーマンのいない店内。なんかほのぼのしてますなぁ〜
なにやらマクドナルドのようなオーダーカウンター。女性多し。
メニュー。牛丼発見!並盛12元、約160円。 鳥丼や豚丼もありケーキまであるが、そんなもの邪道!いざ牛丼突撃!!
せっかくなのでセットを買ってみた(残念!値段を忘れてしまった)。
お国の違いからか、日本の店員よりもここの店員は愛想が悪かった。
飲み物はNestleのオレンジジュースだった。
邪道とか軟弱とか感じてはいけない。これぞ中国ヤングファッション。
さっそくいただきま〜〜〜す!!!
中国の片田舎から上京してきた2号「うわ、懐かしい、旨っ!」 日本からやってきた1号「日本と同じ味だ〜」
そうそうあまりに懐かし旨しで我忘れてたけど、カップル連れとかファミリーで来ている人多かったですよ。
今年の学生の春休みシーズンは海外で吉野屋の牛丼に決まりっ!