いろいろな売場でグッときてしまうホームセンター。少し歩いてはまた立ち止まる。目的の売場になかなかたどり着けない。下手をすると目的がなんだったか忘れてしまいそうでもある。
店を出る頃にはグッときすぎた疲労感で一仕事終えたような気になってしまうが、それは勘違いだ。単に必要のないものを手にとっては見つめるだけで、なにも終えてない。
グッとくるのはいいが、そこに成果みたいなものは見出そうとしない方がいい。
それでもなんだかわからない元気をもらったような気になれるホームセンター。これから先つらいことがあったとき、スパナやバールのことを思い出せばちょっとは元気も出てきそうな気がする。 |