大阪は西区、都心のオアシスうつぼ公園。今日はこちらにある、ちょっと気になる銅像をご紹介します。何が気になるのかというと、黒いんです。銅像の顔が黒いんです。
(八二一)
市民の憩いの場である公園に微笑ましい親子の姿が、と思いきや、なんか黒い。
シルエットとしては、完璧なファミリーの図ですが、これは公園に設置された銅像なのです。必要以上にリアルかつ黒いこの作品は、異色作とは言えまいか。
顔が黒い
なぜ黒いの?というよりか、なんで服だけ色つき?
いっそ頭からつま先まで全身真っ黒なら銅像らしいのに、服にだけ色を付けてあるから妙さが引き立っているのだと思います。
服の配色のセンスもどうかと思う……という思いをよそに、こちらのファミリーもお黒い。
このなにげない日常のひとコマ感。わざわざ銅像で表現した甲斐があったというものですね。どう見てもちょっと日焼けしすぎたファミリーにしか見えません。
みんな銅像だったのよ
賑わっていると思った公園に、結局私一人。知らずに迷い込んだらちょっと怖い……、そんなうつぼ公園から八二一がお伝えしました。
作品は全部で三点。タイトルのプレートがあったので、クレジットも載せておきます。
J. SEWARD JOHNSON JR さん作
始めての自転車「FIRST RIDE」
変わってきた時代「CHANGING TIMES」
姉「BIG SISTER」