すーっと始まった
マジシャンの音楽で石井さん大山さん『工場萌え』編集の角田さんがステージへ。「『工場萌え』のときには三人並んで工場見てた、いわば工場ドリカム」のお三方だそう。
下は上戸彩だというのに(イベント当日、階下のZepp東京では上戸彩さんのLIVEがありました)、上は背伸びしてドリカム。ドリカムかー、という思いだったがこれが工場版でなく本物だったなら話は別だ。
スライドがパッと点いて淡々とイベントが開始されたのだが、石井さんの口調が速い。しかもマイクがラッパー持ちなのでこもってる。けいよう?ぽーとたわー?聞きなれない単語についていけない。
しまった、およおよしているうちになんだかおいてかれた。しかしできて間もないせいか会場全体が戸惑い気味のようにも映る。
第一部は京葉工業地帯から川崎・横浜までの東京湾岸スライドショー。基本的に『工場萌え』本に出ているところなので詳細はそちらをどうぞ。
ポートタワーは閉まるのが早いという文句から「工場の夜景を見させないとは、役所は何考えてるんだ。」と行政批判に着地。スライド間のトークがふつふつと工場好きのツボを刺激し始める。
気づいたら(左の写真を指して)「鳥が邪魔。」コメントにゲラゲラ笑っていた。会場も笑いでふわっと沸いて、やっぱこれだよな、と出来て間もない会場も次第に落ち着いてきた。
工場風景しか見えない遊覧船の話でも「この遊覧船作ったやつは絶対工場好き」と断言する壇上の三人。そのとき私は『隠し砦の三悪人』という映画を思い出していた。 |