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次長課長・河本準一トークライブ「河本さん家〜引っ越しました」


ビバ!TOKYO CULTURE CULTUREオープンンンン!
こけらおとし第一弾は、次長課長・河本準一トークライブ「河本さん家〜引っ越しました」 。そう、カルカルに引っ越して来た河本さんちに、わたくしデイリーポータルZライター・乙幡がお邪魔して参りました。

私はテレビっ子、お笑い番組はけっこうチェックしておりますがライブに行くのはまったく初めて。今回楽しみにしていたと同時に、未知のワンダーランドに乗り込む感覚でちょい緊張しました。ワンダーランドって何だ。

そのトークライブの様子を、わたくし目線ですがレポートしてまいりたいと思います。

乙幡 啓子


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シンプルなステージ構成。

こけらは落とされた!

オープン当日。改装前のちょっと埃っぽい店内しか知らなかった私は来てみてびっくり。ステージができている!各テーブルにオーダー用のベルも置いてある!内装工事ってやっぱすげえ!

ふだん見られないダイナミズムにいちいち驚きつつ、開場時間を待つ。

午後6時開場。外はまだ明るい。お台場観光の若者らが店の前のブリッジを行き来する中、続々と今夜のお客様到着。控え室のカーテンからチラ見するに、女性のお客様が8割強くらいだろうか。河本氏、モテモテである。


お迎えのBGMが止んで、夜7時。妙な(失礼)曲で入場(後述)。夏休みっぽい曲だ(そういうわけでもないらしい。後述)。

「VOTE FOR PEDRO」と赤々と書かれたTシャツを着た河本準一氏、登場。ともに壇上に上がるのは構成作家で河本氏の同級生でもある諸岡氏。終始お2人による掛け合いトークである。

その内容をいちいち書くのは割愛だが、「往来でドンキホーテの歌を口ずさむ妙なオッサン」から「参議院選挙」まで、途切れることなく続く「すべらない話」を立て続けに射出。

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身振りもなめらかに。リラックスのご様子。

 

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「そっちのテーブルだけモニタ付きなんやね!」「すごいわー」

広い会場にも関わらず存在する一体感

読者の中には、例の「お前に食わせるタンメンは〜」というモノマネが一番耳慣れている、という方もいらっしゃるだろう。が、今日のトークはテレビとはまた違ったトーン。河本氏の身の回りで展開される妙な光景を河本氏独自の視点でスケッチし直して繰り出していく、といったところか。終始ひきつけられっぱなしの聴衆。カーテンの陰から覗くと、皆様思い思いに飲んだりしつつも身じろぎせずに聞き入っている。自分が壇上の人だったなら、壇上の人冥利に尽きることだろう(そんな冥利ないわけだが)。


ちなみにこの日、河本氏の語るところによると、明日朝イチで人間ドックへ行かねばならず、今日夜9時から絶食せねばならないという。

なんという日にライブが重なったのか。会場ではお酒と食事を楽しむ聴衆。自分はこれから絶食。そしてすべらない話。私ならどうしたらいいのか。クラクラします。

他、ジャッキー・チェン氏との逸話や山崎まさよし氏とのコラボの話などをたてつづけに繰り出す。わたくし個人的には、
・ 着ていたTシャツ「ペドロに一票を」は米映画をモチーフにしたTシャツだが、世田谷で通りすがりの宣教師がこれを見て異様に興奮した
・ ベトナムでシクロの運ちゃんに「おめえに食わせるタンメンはねぇ!」と言われた
という話が心に残りました。今やあのギャグは汎アジア的に広がっているようであった。

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もちろんチケット完売につき、私は控え室のモニタで拝見。

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河本氏、ホールズの次期CMに出演!ということで、ホールズの差し入れが。60人分を会場の皆で分ける。「いいとも」みたい。
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他にはスイカの差し入れ。薄〜く切って全員に配布。

まとめ

トーク後、楽屋で河本氏にインタビューする機会に恵まれた。

―お疲れ様です。今回は、今までの「河本さん家」と雰囲気が違いますね。
河本氏―いつもはゲスト大勢なんですが、こういう形でやってみたいと思っていたんです。シンプルにね。

―お客さんの反応はいかがでしたか。
河本氏―「河本さん家」に来ていただいてるお客さんは20代から30代の女性が多く、行儀のいい方ばかりでありがたいですね。大人のノリがわかってて、とてもやりやすいです。

―今後のカルカルではどんな風に展開したいですか?
河本氏―次はぜひオールナイトで!横山店長にがんばってもらって(笑)そしてぜひ次回はマル秘ゲストを呼びたいと思っています。

「今後もいろいろライブのアイデアを考えているので、今まで足を運んだことのない方にもぜひ来てもらいたい」とのこと。ただしテレビとかでは言えない話もあるので、そこは他言無用でね!

テレビでは聞いたことのない、河本氏の素の笑い声。ご本人自身もすごく楽しそうだったのが印象に残りました。

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最後、フリップ(スケッチブック)で相方の井上氏登場。

 

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