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2007ゴールデンウーク特別企画:家から30分の旅
 

機関車のある公園と、土俵のある公園


続きまして、城北交通公園(インドのとなりは板橋区!」という取材記事に出てくる駅でもあります。
取材したこの日、「ひさしぶりに"インとな"(高校生の頃はこう略して呼んでた)でカレー食べよう」と行ってみたら、無くなっていました。残念。

城北交通公園北側の正面入り口から入るとすぐに、ドイツ製の機関車「ベビーロコ号」がおでむかえしてくれます。宮崎駿監督作品に出てきそうな、ちっちゃくてかわいらしい機関車。

機関車のある公園と、土俵のある公園 機関車のある公園と、土俵のある公園
この入り口、昔は花時計がありました。 ベビーロコ号。以前は、東武東上線ときわ台駅前にいた。

「ベビーロコ号」、機関室に入れたりもしますが、ちっちゃいだけにあさっりと見終われます。

で、次に、正面入り口から入って右側の柵中にあるのが、「D51」。「デゴイチ」の愛称で呼ばれる機関車です。
これは、大きくてかっこいいです。
板橋区に引越して来たちっちゃなころ、初めてこれを見て相当興奮したような記憶が薄くぼんやりなんとなくあるのですが、大人になったいま見ても興奮しまくるかっこうのよさ。

機関車のある公園と、土俵のある公園 機関車のある公園と、土俵のある公園
ちっちゃくてかわいいのもいれば、 大きくてかっこいいのもいる

間近で見られるどころか、機関室にも入れて、その全てに直接触ることができます。そのせいもあってか保存状態が良いとはいえないですが、元々の造りがしっかりしているだけあって、迫力はすごい。
車輪はでっかくて機関室はせまく、計器類は全部壊れてるけどたったひとつ動くハンドルがあり、それだけはピカピカに光ってます。石炭室、昔は入れたのですが、現在は入れません。

そんな機関車のほかにも、路線バスの展示、鉄道模型が走り鉄道の歴史が紹介される交通資料館があります。小さな子向けに自転車やゴーカートの貸し出しもしていますし、普通の遊具もあります。

気楽に思い切り遊びまくれ、知的好奇心も満足させられる公園です。

機関車のある公園と、土俵のある公園 機関車のある公園と、土俵のある公園
手前の遊具と比べても、その大きさがわかる。 これに直に触れられる!

どちらの公園も数年ぶりに足を踏み入れたのですが、ノスタルジーに浸ることなど微塵もなく、純粋に楽しかったです。こんなものが、自宅近くにあったのか!、そうそう、そういやあったあった、という、再発見の散歩でした。


小豆沢公園
【所在地】東京都板橋区小豆沢3−1
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kankou/301azusawa-park.htm

城北交通公園
【開園時間】火〜日曜の9時〜16時(月曜休園)
【休園日】毎週月曜(祝日の場合は直後の平日に振替)。12月28日〜1月4日はお休みです。
【所在地】東京都板橋区坂下2−19−1(区立城北公園内)
TEL 03-3969-9422
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/midori/kotsu/johoku/johoku.htm
機関車のある公園と、土俵のある公園
城北交通公園の横にある野球グラウンド


 

 
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