相模原国立病院の正門から商店街を小田急相模原駅に向かって、100mから150mほど歩くと、右手に小さな中華料理屋さんがありました。十字屋さんという大きな中華料理店のそばでした。ただ今はもうないというのは知っております。

入り口は3mも無かったと思います。一間（1.8m）だったかもしれません。カウンターが7-8席ほどだったと思います。柔道の山下さんやSLの写真が飾ってありました。柔道や写真がマスターのご趣味だったのかもしれません。中華料理というより中華定食屋さん、というイメージが近いかもしれません。

マスターは20年ほど前に50歳くらいで、お一人で切り盛りされていました。親切な方で腕も確かでした。眉が濃くいつもニコニコ仕事されてました。しかし、あまり深く話したことはなく、細かい情報は分かりません。

何を食べても、美味しくて、ボリュームたっぷりで、大好きでした。しかし10年ほど前にはすでに閉店していました。久しぶりに現地による用事の折、前を通ったら別の飲食店だったと記憶しています。

そのお店がどうなったのか、移転したのか、もう廃業したのか、もうあの料理は食べられないのか、マスターはどうされたのか…。

特別にマスターと親しかったわけではないのですが、何年か置きにあの美味しい料理をもう一度食べたい、と思い起こします。

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