今から２５年前、高校卒業後１年間働いたお金で北海道から一人で大阪に来て、あべの辻調理師学校に通うため、ここ杉本町にあった学校の男子寮「あかつき荘」で１年間お世話になりました。高校の修学旅行以外北海道から一歩も出たことのない私が誰も知る人のない大阪で、「大阪の人はケチで、ずるい」と聞かされていたので、お金は常に腹巻の中に入れて肌身離さずしてました。しかし、実際住んでみると大阪の人は人情味あり、面倒見が大変よく、気も短いですが、若い私は随分助けられました。ここの寮母さんにも大変お世話になりました。
中華の調理長となってもこの頃がたまに夢に出てきます。
アルバイトで月５万もらい、ここの寮代が月３万５千円、残り１万５千円で昼晩の食事、洗濯、風呂、交通費・・・。仕送りなしだったのでとても苦しかったでした。
苦しくても生きていられたのは大阪の人の温かい人情のおかげです。大阪の人たち、本当にありがとうございました。
今はもうないかもしれませんが、この「あかつき荘」（ここで生まれてはじめてカレーに生卵混ぜて食べました）と駅の近くの「杉本飯店」という中華屋さん（はじめて天津飯はおいしかった。）、駅の近くの「大将」などこの近辺の今の画像が見たいです。
ぜひ、ぜひ、見て来て頂けたら感謝します。

見てきていただきありがとうございました！ (2008.2.13)

フジさん　見てきていただきありがとうございます。
ひょっとして、フジさんも辻調で「あかつき荘」ですか？
写真がとても懐かしいです。あの青い電車。杉本町の看板。
大阪の夏の物凄く暑い中でも冷房のなかった「あかつき荘」
寮母さんはよくカラオケやっていた・・・うるさかったけど歌うまいの・・・。
寮母さん、またそのだんなさん、またその息子さん、一家そろって太っていました。・・・。
そうですか、もうなくなっていましたか。

学校にもわざわざ問い合わせていただきありがとうございます。
銭湯は健在でしたか。よく行きました。もう一箇所、寮の先にも銭湯がありました。閉店間際に行くと、しかもお客が私一人だと入っている途中で電気消されました。（露骨でした）
銭湯の隣の床屋にも行きました。
居酒屋は健在でしたか。大将は無くなりましたか・・・。
１年間の出来事でしたが、私の中では本当に大切な、いい思い出です。
「見てきた」はほぼあきらめていましたのでフジさんには感謝致します。しかも写真付で。　心からありがとうございました。

実は、私も探しに行きました。 (2008.2.11)

平成２０年１月１４日
　私は、２０年ぶりにあかつき荘を訪ねてきました。
町なみもかわりわずかな記憶をたどりようやくこの場所だと
思われるところにたどりつきましたが　そこにはマンションが
新築されておりました・・・・。近所の住民らしい方にも数名聞いてみましたが覚えていませんでした。学校にも電話をして確認してみましたが休日の為私ではわかりませんと冷たくされました。近くには良く利用した銭湯があり駅近くの居酒屋（いわし亭）は健在でした。大将は見当たりませんでした。
参考までに投稿いたします。