亀石と亀形石 (2007.12.21)
亀石が動いたのではなく、新しく「亀形石」というものが発掘されました。
平成19年に、酒船石遺跡の北側から石が敷き詰められたテラスと水が流れる仕組みの亀形石が発掘されました。
日本書紀によると、斉明天皇が石を重ねて垣根とし、溝を掘ったという記録があります。酒船石とともに、水にまつわる祭祀を行った広場だとされています。
このもうひとつの亀形石のほうは、明らかに亀の形です。亀石は、本来なにかの目印だったのだろうと言われています。
亀石がぐるっと回って西を向くと、奈良盆地は泥海になるという伝説があります。
亀形石より、亀石のほうが可愛いですね。写真がなくてごめんなさい。
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