出雲大社へ行く時に、一畑電鉄に乗ったのですが
引込み線や山の折り返し地点でもないのにスイッチバックがあるのが珍しく、驚きました。

車体の行ってー戻ってーというゆるやかな往復、
電車の中でなごやかにお話するお年寄りや、
お弁当の葡萄を半分こして食べている制服姿の女の子という風景に
なんだか２０年くらいタイムスリップしてしまった感を覚えました。

当時、駅のまわりは一面の田んぼか畑だったと思うのですが
そののどかな景色にも、時間の感覚を狂わされたように思います。
まだ、この駅のまわりは変わらないままでしょうか。
それともちゃんと時間は進んでいて、色んな変化が起きているでしょうか。
御当地の方や訪れた方のご報告をお待ちしております。

おまけ (2007.11.25)

あまりにもレトロポップな構内のベンチ。かわいー♪
ちなみに来年からこの電車をモチーフにした映画の撮影が始まります。興味があればこちらもご覧下さい
↓
映画「BATADEN〜ばた電（仮題）」
https://www.bataden.com/

のどかです (2007.11.25)

この駅の先にある「一畑薬師」参詣の足として戦前に開業した一畑電鉄でしたが、戦後に松江方面へ路線延長されたため、現在のように「平坦地で寄り道してスイッチバック」という変則的な運行になった、という話です。無人駅ですが今も昔も変わらぬたたずまい。
かつては「この電車は、当駅でスイッチバックをいたします」というマニアックなアナウンスが車内で流れたものですが、ワンマン電車になってからそれもなくなったのかなあ…

ありがとうございました！ (2007.11.26)

スイッチバックが作られたのはそんな過程があったからなんですねえ。
参詣電車がそのまま残っていても、それはそれで旅情があってよかったのではないかとも思います。

確か自分が乗ったときには、まだそのマニアックアナウンスはされていましたよ。
聞いて、「何事？」と思って外を見たら景色がぐるっとまわってびっくりしました（笑）

今も昔もかわらない景色とのご報告、
またあの景色を見るチャンスは残ってるんだ、と思ってなんだか安心できました。
当時は下車しなかったので、構内のベンチまでは気づかなかったなあ。
こんなベンチに腰掛けて、お茶片手にのんびり電車を待つのもよさそうですね。


そして、ばたでん！うひゃーこれは可愛い！！！
映画の完成も楽しみですが、是非とも撮影現場をみてみたいです。
瀬戸内三部作を彷彿とさせる島根三部作の呼び名もまた
なごみ系のストーリーを思わせていていいですね。

貴重なうれしい情報をどうもありがとうございました！