米子駅から伸びる、あまりにもまっすぐすぎる道路を見てきてください。

数年前、米子駅から鳥取空港へ行こうとして
間違って境港へ行くバスに乗ってしまって慌てふためいた時に通って
重ねてびっくりした道路です。

両側が普通の住宅地という庶民的な景観なのに、
曲がりくねることなく前方の遥か彼方に消失点さえ見えた直線道路。
このままバスに乗ったまま行けば、やがて着く場所は消失点の先の永遠。
空港でも鬼太郎のふるさとでもなくヘブンズドアの前かもしれない…とも思いました。

失われていく三次元感覚、二次元すら吸い込む一次元、そして、もっとその先へ。
空港に着けないドキドキ、
天気は雷雨でドキドキ、
天国の扉は開かれそうでドキドキ、の脳内思考三分割で
何に慌てたらいいのか焦ってさらに慌てるという悪循環に陥りました。
そんないわく因縁めいた直線道路のスリルをぜひとも体験してみてください。

曇り空が不安を煽る (2007.12.31)

年末の買出しのついでに撮って来ました。
バスなら視点が高くもっと違った絵になるかも知れませんね。

消失点 -VANISHING POINT- (2007.11.11)

11月10日に見てきました。

数回通ったことのあるこの道ですが、
初めて通った時の不安感はいまだに覚えています。
道路がただひたすらまっすぐなだけなのが
こんなにも人を不安にさせるのかと思いました。
そんな不安とは対照的にまわりの景色は
民家がちらほらとあり畑がひろがるのどかな風景でした。

ありがとうございました！ (2008.1.2)

>デコイ様


こ、これは見たことのある景色です！
両側に人の住む気配がありつつ、正面を見ると不自然な力にすいこまれていきそうな
この不思議な感覚。なつかしいです。

そういえば、あわててバスを下ろしてもらったときも
このような住宅ばかりの場所で、
タクシーに来てもらうのに、目印になるものがなにもなくて
困ったことも思い出します。
ちゃんと次のバス停で下ろしてもらえばよかったと
未だにバスとタクシーの運転手さんに迷惑をかけてしまったことを後悔しています。


年末のお忙しい時期に見に行ってくださってありがとうございました！

ありがとうございました！ (2007.11.15)

反応が遅れてすみません。
情報だけでなくて、爽快な青空かつなんともいえない不安感（笑）に満ちた写真もありがとうございます。

おお、こんなに広々とした場所もあったんですね。
ここなら消失点に怯えながらもまわりを見る余裕も出せそうです。

自分が通った場所は道の幅が結構狭くて、両側に住宅がびっしりと並んだところでした。
遠近感のせいかだんだん先細りの先へ追い詰められていくようで、
恐ろしさ３倍増しだったのをおぼえています。ものっそびびりまくりました。

そのうちにもう一度、根性試しでチャレンジしてみようと思います。