市内に、「○○百貨店」という名前の割には、品物の数が百もあるとは思えない、だけれども、手押し車やママチャリでお年寄りの皆さんが、毎日押し寄せるスーパーがあります。食料品、衣料品、雑貨。新聞に入ってくるチラシは1色刷りで手書きでみっしり、「安い!」というオーラを押しつけて来ます。まだ四十路半ばなので、そこに入ると、「こらこら、若い人は入っちゃいかん!」と叱られそうなのですが、昭和っぽい雰囲気と群がるお年寄りの熱気。そういう、ジャスコの足下にも及ばない、けれど地元の人に愛されているようなスーパーを見せてくれたら嬉しいです。きっと全国の街中に、こっそりあると思います。チラシだけでも嬉しいです。 |