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2013年04月12日号 町田と枚方の共通点を探る「さよならトポス!」など3本です。
さよならトポス!
[作品名]さよならトポス! [投稿者]ソファミレミファレさん (無限ひとり遊び) [コメント]東京の片隅で黙々と頑張っていたトポスが44年の歴史に幕を閉じましたので、ぜんぜんご存じないとは思いますがここにお知らせします。
石原たきび のコメント
東京・町田と大阪・枚方の共通点を探るくだりが面白いですね。というか、似すぎてないでしょうか。プリントアウトしてトポスの関係者に配ったら喜ばれそうなレポート。こうして、短いキャプションで写真を淡々と並べていく手法も読みやすくていいですね。さよなら、トポス。
林雄司 のコメント
こういうローカルニュースは愛おしいです。お店の人の淡々としたあいさつが胸にしみました。自分とは関係のない町でちょっとした事件が起きてるのだなと遠い目になります。枚方と町田の比較は秀逸。東京と大阪で同じニュアンスの町の表を作りたいですね。昭和63年がすっかりむかしの写真として貼られているのがちょっとショック。※ソファミレミファレさんは現在800万ポイントです
いつか見たあの橋と写真を撮ろう
[作品名]いつか見たあの橋と写真を撮ろう [投稿者]パスタクルス・ピッツァーノさん (転がれ!石のように!) [コメント]記念に応募しますね!
これは、とにかく風景がすばらしい。鹿児島県から山口県の角島大橋を目指す自転車旅。南国風味もありつつ、何となくセクシーな橋ですね。なお、せっかく地元の人たちと触れ合ったんだから、(許可をもらって)そうした写真も添えると、より情緒が増すと思いますよ。
夜明け前の写真がすばらしいです。橋はしっかり写っているのにパスタクルス・ピッツァーノさんがぶれているのではしゃいでいるのが分かります。「夜明け前に来て良かった。本当に、良かった。」の「本当に、」の読点に感情がこもっていると思いました。最後「角島を3往復くらいした」とさらっと書いてありますが、この行動からも感動が伝わります。感動を言葉で表すのじゃなくて行動から書くとリアリティが増しますね。 ※パスタクルス・ピッツァーノさんは現在400万ポイントです
コーヒーにとろみを付けよう
[作品名]コーヒーにとろみを付けよう [投稿者]吉野慧さん (ミシンと蝙蝠傘との解剖台の上での偶然の出会い) [コメント]とろみの付いたものが好きなので、大好きな飲み物たちをトロトロにしてみました。終わったあとの片付けがずっとヌルヌルでした。
「とろみのあるものはウマい」。冒頭のこの力強くシンプルな一文で、作者の並々ならぬ決意が伝わってきました。いきなりコーヒーに行かず、まずコーラに挑戦するところも、峻険な山を前にしたアルピニストの慎重さのようなものでしょうか。さらなる「とろみ天国」を目指して邁進して下さい。
冒頭、個人的な好みから出発しているのはすごくいい! 自分の好きを人にプレゼンするのがデイリーポータルZなので。だから途中でやけになって片栗粉を入れているのはうーん、ちょっと要らないかな。とろみに興味ない人を振り向かせるためには驚き!うまい!とわかりやすいところを見せたほうがいいと思うんですよね。まずいものをうまいということはないのですが、コーラシロップに片栗粉入れるとか工夫してもいいかも。
最後にまた道場主から