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2009年10月23日号 非常階段に特化したブログ「非常を眺めてみた」など4本。お題DE道場サンプル記事は、しっとり大人の味です。
非常を眺めてみた
[作品名]非常を眺めてみた [投稿者]ワダマリさん (非常階段を眺めてみれば) [コメント]建物には必ずあるはずなのに、記憶に残らない「非常階段」。日常にある非常をじっと眺め、名前を付けてみました。
のコメント
すごいなあ。「非常階段」の観察に特化したブログです。現時点で物件数は約30ですが、今後もゆっくりと増えていきそう。すべての非常階段は2行で表現できる、とでもいわんばかりのシンプルな構成は、透徹した視線がなせる業でしょう。「非常の一句」の深掘りしないかんじもいいですね。
林雄司 のコメント
路上観察のお手本みたいなサイトです(路上じゃないけど)。同じものを集めると徐々にその違いに興奮できますよね。眺めてるだけでも「お、こうきたか」みたいな気持ちになりました。訳あり型でエクスタシーです。※ワダマリさんは現在100万ポイントです
ピクトくんを自由にさせたい
[作品名]ピクトくんを自由にさせたい [投稿者]森田ヒロコさん (Iftah Ya Simsim) [コメント]初めて投稿します。普段何気なく見ている非常階段のピクトくんを、大空の下で走らせてみました。一緒に解放感を味わって頂ければ幸いです。
すべて行き当たりばったりで、説明しづらい衝動だけで突き進んでいる点がすばらしい。「近所の川に架かる橋」の風景がやたらとリゾートチック。花火が登場した時点で、ピクトさんサイドに感情移入している自分がいました。見どころはバイクに乗った不良少年とのピクトくんを介した心の交流です。
やられた! おもしろいです。河原の写真は飛び出したまま川まで走ってしまったみたいに見えました。爽やかだけどどこか切なさを感じる写真ですね。ピクトくんを主人公にした物語もじゅうぶんおもしろいですし、さらに制作過程の話があるので親しみやすいです。※森田ヒロコさんは現在100万ポイントです
銀座のひとつ上を行く
[作品名]銀座のひとつ上を行く [投稿者]しじまさん (ネットのしじま) [コメント]金座を見つけたと云うだけで、下調べ無しに行ってみた、行き当たりばったり企画。
銀ブラならぬ金ブラを敢行。京樽、クマヒラと迎える企業がいきなり渋い。ノープランならではの迷走ぶりが見どころでしょう。「それにしても石にこんな文字が彫ってあるのは初めて見た」。感動の沸点も低めです。あと足りないものがあるとすれば、人との交流ですね。
地名や地図ネタって現場に行ってみるとたいした物がなくて困ることが多いのですが、早めに開きなおっていてうまいですね。この手は僕もこんど使おう。開きなおったあとの街ネタもしっかり面白いですよ。おもしろいものは外じゃなくて視点にあるんだと改めて思いました。※しじまさんは現在400万ポイントです
「ゼリーぬりえ」を作る
[作品名]「ゼリーぬりえ」を作る [投稿者]yanaさん (yananyokinyoki(やなにょきにょき)) [コメント]ゼリーをつかったちょっと風変わりなぬりえに挑戦しました。ぜひワクワクしながら見てみてください。
ワクワクしながら見ました。こういうファッションの女の子は、よく高円寺で見かけます。下絵を焼き付けるくだりは大幅にカットしてもよかったのでは、と思いましたが、その苦労を買って入選! 続きは最上部の「ゼリーぬりえを作る2」からどうぞ。この手法ってカフェのデザートメニューとしても援用できますね。
ゼリーで?絵を? と思ったんですがこういう絵になるんですね。おもしろいです。ところで写真がどれも明るく撮れていてきれいですね。部屋のなかでなにかを作る企画って写真が暗くなってしまってアングラっぽくなってしまうことがあるので、僕も後ろに窓入れようって思いました。※yanaさんは現在200万ポイントです
最後にまた道場主から