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2009年06月05日号 ガムの捨て紙をメディア化する「付箋劇場」、シド・バレットが静かに歌う「花菖蒲の花の名前観賞」など4本です。
付箋劇場
[作品名]付箋劇場 [投稿者]sakamitiさん (坂道の途中) [コメント]付箋(ふせん)お徳用パックを買ってきて遊んでみました。2000枚も入っているのに、たった250円。十二分に楽しめます。
のコメント
「建築に携わる者として、付箋の空間化を考えた」作品。捨て紙として、文具として、それぞれの機能を取り払ったとき、付箋はひとつのメディアに変わる。そして、かんぴょうにも似ている。これは立派な劇場ですね。お、500万ポイントだ。おめでとう!
林雄司 のコメント
ふせんもこういう貼り方すると、わっさーとなりますね。雪男みたいだ。あ、ふせんを貼って「トイレットペーパー買う」とか文字を作れば、ふせんにメモを書くんじゃなくて、ふせんでメモを書くことになりますね。※sakamitiさんは現在500万ポイントです
花菖蒲の花の名前観賞
[作品名]花菖蒲の花の名前観賞 [投稿者]しじまさん (ネットのしじま) [コメント]名前があるのは薔薇だけではないのです。
小岩菖蒲園にて。テレビの天気予報の前に流れるミニレポートのようなおもむき。時節柄ぴったりの記事です。どれも日本酒の名前っぽいなあ。他の日の日記もそこはかとなく面白いので、皆さん読んでみてください。おもに街ネタと動物の写真。
書いてある内容といい書体といい、旅館の宴会場みたいな名前だなーと思っていたらいきなりの外国人名。そして佐藤B作のような品種。地味な世界だと思っていたら大変なことになっていますね。こういう名前を喜んで付けてしまうのも新しもの好きの江戸っ子の伝統、という気もします。※しじまさんは現在100万ポイントです
荒川沿いの廃村を歩く
[作品名]荒川沿いの廃村を歩く [投稿者]きちいさん (ま、それはそれとして、) [コメント]1年半ほど前に訪れた時の記録なのですが、うまくまとめることができず、最近やっと書き上げました。2つの廃村を尋ねましたが、どちらも穏やかな空気が流れるいい所でした。
場所は浦和と川越。こんな身近なところに廃村があったことに驚きました。しかも、廃村になったのが比較的最近。一歩引いた静かな筆致も、このレポートの雰囲気にマッチしています。2ページ目の道標の文字が読める方はぜひ教えてあげてください。こちらも500万ポイント達成。おめでとう!
廃村なんて山奥にしかないと思っていたら浦和と川越。すぐ近くじゃないですか。しかも堤防と川のあいだとは。二重に意外性があります。淡々とした紀行文ですが、対象の場所についての知識があるので味わいとかそういう曖昧な面白さじゃなくて、しっかりとした面白さで読み応えありました。※きちいさんは現在500万ポイントです
実験−ブラシノキでコップは洗えるか−
[作品名]実験−ブラシノキでコップは洗えるか− [投稿者]ワニさん (下から読んでもワニの庭) [コメント]ブラシノキ(bottlebrush)というオーストラリア原産の木の花は水筒を洗うブラシそっくりなので、本当に洗えるかどうか、やってみました。水筒だときれいになったのがわからないので、コップにしました。
確かにブラシにそっくりです。あとは、もうひと展開あれば。ブラシをたくさん買ってきてブラシノキっぽくするとか。本題から外れますね。ブログタイトルの「ワニの庭」は回文。もう少し増やして「三匹ワニの庭機敏さ」ではどうでしょう。
アメリカ製のキッチン用品みたいな色してますね。高級スーパーとかで売ってそうですよ。ブラシノキが気になったので、ほかのページでの写真を見ました。派手で不思議な植物ですね。ブラシノキについてのエントリーをさんざん読んでからコップを洗う実験のエントリーを読むと感慨ひとしおです。そうそう!これをやってほしかった、という気になりました。
最後にまた道場主から