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2008年06月12日号 豊橋に飛ぶ「寒天ゼリー好き」、香港に飛ぶ「世界最短と最長のエスカレータへ」。今回は入選なしの2本です。
世界最短と最長のエスカレータへ
[作品名]世界最短と最長のエスカレータへ [投稿者]50Kさん (つれづれ報告書) [コメント]昭和の頃からある未来派な乗り物、エスカレータ。その両極を見てきたレポートです。
のコメント
最長版の香港は左上の記事一覧から。要素を絞り込んだ非常に読みやすい作品ですが、“最長感”の表現にひと工夫があるといいなあと思いました。頂上に着くまでに新聞を何ページ読めるか、とか。逆にわかりづらいか。写真のアングルなどは、以前小野さんが書いたこちらの記事を参考にしてみてください。
林雄司 のコメント
香港のエスカレーターはデイリーでも見たことがあるし、ほかのメディアでも見たことがあるのでちょっと新鮮さに欠けちゃいましたね。エスカレーターに乗りながらなにかをするとか、なにかの数を数えるとか、書いたひとが用意した軸があると記事がぐっとこちら側に寄ると思います。エスカレーターが主役じゃなくて自分が主役になる記事に。
寒天ゼリー好き
[作品名]寒天ゼリー好き [投稿者]大竹さん (Web.トンパイ) [コメント]普段あまり意識されていない(自分は最近まで全くのノーマークでした)であろう、寒天ゼリーに焦点を当てました。寒天ゼリーファンが増えることを祈ります。
20年振りに食べて、こんなにも評価が変わるとは。メーカーを直撃するアクティブさには敬意を表します。豊橋は寒天ゼリーの国内シェア8割なんですね。個人でも事前にきちんと取材を申し込めば、多くの企業は撮影許可も含め、わりとていねいに対応してくれますよ。あと、ブツ撮りの際は光の写り込みに気を付けましょう。
食べ比べ記事は基準が曖昧でも★を並べたりグラフにするだけでもっともらしくなりますよ。僕だったらアポなしで取材断られたらなかったことにしてそれ書かないけど(ずるい)、正直なのもいいなと思いました。ただ、知識のほうが読み手にはキャッチーなので「豊橋はゼリーのシェア8割」などの知識は現地で聞いた話として書いて、見学はだめでした!と最後に1行ぐらいで済ませてもいいかもしれないですね。
最後にまた道場主から