「八重洲トンネルがかっこいい」
汐留から分岐するローカル線・通称会社線を走っていると、途中で下向きに八重洲トンネルがぽっかり口を開けている。思い切ってその中に突っ込むと、転げ落ちるかのような急な下り坂。その後下りが緩くなり、直線が終わった先に忽然と現れるのが、この下りながらの強烈な左カーブ。個人的には、首都高でもっとも難易度の高いコーナーがここだと思う。これこそが首都高。
アメリカ・カリフォルニア州の「ラグナ・セカ・サーキット」にある名物コーナー「コークスクリュー」を彷彿とさせる、こんなすごいカーブが、東京駅から目と鼻の先の地下にいまも存在しているのだ。八重洲スクリュー。
でも制限速度は40km/hです。 |