銀天街というロマンチックな名をもつ商店街。9割の確率でシャッターが降りている。その中で今も営業を続ける婦人服専門店のショウウィンドウ。服の形状からして’50年代のものか。戦後復興を目指してがむしゃらに生活を送り続けていた女性達の豊かさへの憧れを、受け続けてきたのである。