ガスタンクみたいな意外な形が町にふつうにあるのが面白いと思う。景観を壊しているかといえば、そんなことはなく、まわりと同じぐらいの彩度の低さで景色になじんでいる。地元の人も気にしている様子もない。バイクのおじさんもガスタンクがあることなんて忘れているだろう。日本には各地に大男伝説(ダイダラボッチとか)があるけど、ガスタンクのとけこみ具合を見ていると異物をすぐに受け入れる不文律のようなものを感じます。