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文章ヒルズ


お題「これが私の一生モノ」
 

これが私の一生モノ (出題:)
募集期間:2010/8/19 11:00 〜 8/25 11:00

そんなに長く使うつもりじゃなかったのに妙に長い間使ってる物ってありますよね。


出先で壮大に雨に降られたとき、Tシャツの替えがなかったので適当なスーパーで最安のシャツを買ったのですが、これがまたSもMもない適当なサイズとどんなに汚れても大丈夫(正確にはどうなっても気にならない)

という抜群のパフォーマンス。



断腸の思いで買ったBEAMSのTシャツを抑えてダントツの着用率一位を保持しています。おそらくおじいさんになっても着ていることでしょう。


ということでみなさんの一生モノを募集します。これから一生使っていくというものでも構いませんよ。

投稿はしめきりました。

 

MVP

フリースのベビー毛布 ( 後藤クレソン さん )

自分が生まれたときに、祖母が買ってくれたものらしく、かわいらしい熊のプリントがちりばめられた小さめの毛布だったのですが、長い間使い続ける間にフリースが変質したらしく、手触りはパンチカーペットをなでているかのようなざらざらとした質感で、熊は今では輪郭を残しぼんやりとした形でしか残っていません。

そのようなボロ布と形容されても仕方のない形状ですが、それをなでながら床に就くと不思議とぐっすりと眠れる自分にとって、最強の安眠グッズで、これまで幾度となく捨てられそうになっては、救い出してきた愛着のある毛布です。できればこれからも使い続けてどのように変わっていくのかを見てみたいと思います。

ちなみに現在15歳ですがすくなくとも成人式までは手元に置いておきたいです。 (投稿日:2010.8.21 19:37)

選者コメント:5年後の熊の形態がとても楽しみです。

再発行&ほとんど白の母子手帳 ( あるく さん )

私が生まれた際の母子手帳なのですが、母が病院内で紛失したらしく、表紙にでかでかと「再発行」の赤スタンプが押してあります。

そのうえ病院で書いてもらえるところ(?)身長体重出産時間も全て白紙。かろうじて名前と手のスタンプだけが押してあります。

これを見るたびに何だかやるせない気持ちになるのとぎりぎりまで仕事をほったらかすのは遺伝だからしょうがないかなと安心する気持ちになります。

これからは作れないので一生モノです。 (投稿日:2010.8.23 11:25)

選者コメント:たしかに貴重ですが、ありがたがっていい貴重なのかどうか分かりません。

修学旅行で買った耳かき ( 6 さん )

かれこれ25年前、高校の修学旅行で行った京都の土産物屋で買った耳かき。

梵天の部分に新選組のファンシーなマスコットがついた200円くらいの安物なのですが、細さ、しなり、勺の深さとフィット感など、えもいわれぬ掻き心地なのです。

マスコットは瞬殺でとれ、いまではただの竹の棒きれ一本状態なのですが、これ以上気持ちいい耳かきがありません。

一度転居のどたばたで見失い、100均から専門店の3000円超のものまで、10本近くあれこれ買っては試しましたが、なんだかスッキリしない。

半年くらい経ってひょいと発掘した時には、一生おまえを放さない!と感涙に打ちふるえながら耳かきしました。

今の心配は、あまりに使い込み過ぎて首のあたりが薄くなってきたこと。いつか折れたら、また理想の耳かきを探して放浪せねばならんので、なんとかあと30年くらい頑張ってほしいです。 (投稿日:2010.8.20 17:12)

選者コメント:きっと耳かき部分が198円ぐらいの割と高級品で、マスコットが2円ぐらいだったのだとおもいます。

中学の授業で作った服 ( たっき さん )

中学校の家庭科の授業で作ったハーフパンツを、27歳になった今も部屋着として愛用しています。

色はだいぶ褪せましたが、どこも破れもほつれもせずバリバリの現役です。

この先もずっと使うでしょう!
そして、このズボンが入らなくなったらマズイ…というメタボ対策的な役割も果たしています。 (投稿日:2010.8.23 22:17)

選者コメント:変わらない体型が凄いのか、ズボンが凄いのか、もしズボンだとしたらユニクロで発売される日も近いと思います。

( 畜産PUNK さん )

新婚数ヶ月で新築一戸建てが買えるほどの借金をカミングアウトしてくれた彼ですが、

紆余曲折あり、お互いの性格も分かり、一生一緒に『生活』(『居たい』ではありません)できるのはこの人しか居ないなと思っています。

いつもありがとう。 (投稿日:2010.8.21 12:16)

選者コメント:今回のお題はこういった夫とか妻とか元カレにもらったものとか元カノとの思い出の品とかいう投稿が多くてキーッてなりました。

シジミのストラップ ( ササクレ さん )

祖母が作ってくれた,シジミの貝殻に布をぬいつけた根付。今ならストラップ?かなとおもいつつ、どうやって貝殻の縫いあわせをしたのか??見えない縫い方で気になりつつも今は合掌してます。 (投稿日:2010.8.24 17:53)

選者コメント:まるでオーパーツのようです。一生大切にしてください。

1000円の傘 ( アルツ さん )

傘だけはなぜかいつもなくしてしまう自分。傘以外には忘れ物なんてほとんどしたことがないのですが、なぜか傘だけは相性が悪いのです。

14800円したお気に入りのラベンダー色の傘、そして12800円した白地にひまわりが周囲に配置された傘に、14800円のパステルピンクの傘を立て続けになくした7年前、「もう、傘なんてどうでもいいや」と立ち寄ったスーパーで適当に掴んで買った1000円の傘。よく見ずに買った後に開いて初めて「あ、水色に白のチェックなんだ」と柄がわかったくらい、まーったく思い入れのない傘でしたが、これがどうしてそれ以来7年間使い続けています。それまでの傘は1年も使い続けられなかったのに、この傘だけ異常に長命。

ここまできたら、この傘を一生使うしかありません。 (投稿日:2010.8.20 23:05)

選者コメント:好みのタイプじゃないと思ってた人をいつのまにか好きになっていたとかそういう感じですか。違いますか。

やわらかくておおきいタオル ( もえどにさん さん )

化粧品の通販で、「5000円以上お買い上げでもれなくプレゼント!」のタオル。
せっかくもらえるなら・・・とほぼきっちり5000円分の買い物をし、届いたタオルが予想以上にふかふかやわらかいバスタオルで、吸水もよく、洗濯にも強いので次の年も同じキャンペーンをしたときには、すかさずまた化粧品を5000円注文しました。

昨年から景品がバスタオルでなくなってしまったので残念でたまりません。
大事に、柔軟剤をつかってふかふかを保っています。
これを顔の周りに配置して眠るのが一日の終わりの楽しみです。 (投稿日:2010.8.22 16:17)

選者コメント:スカスカでもはや布としかいえないようなバスタオルを使ってる身としては、大変うらやましいです。

100均はさみ ( Akiller さん )

多分、もう20年ほど前に買った100均のはさみですが、今も現役、常に第一線で働いています。

持ったときの馴染みの良さもさることながら、ヒスを起こした私の髪を切り、布を裁ち、野菜のヘタを切っても衰えぬ切れ味。

何度か引退してもらおうかと新しいはさみを買った事もありますが、彼を超える人は未だ現れていません。

こうなったら一生、私の死後、守り刀(遺体の上に刃物を置くアレ)になる所まで頑張って頂こうと思っています。 (投稿日:2010.8.20 15:14)

選者コメント:おくりびとみたいな感じで映画化してほしい。タイトルはザ・ハサミでしょうか。

ふくよかなお腹 ( ぽっちゃり さん )

経産婦でもないのに、豊かなお腹。中身は脂肪のみです。

一生付き合っていくつもりは毛頭ないのですが、付き合わざるを得ない可能性のほうが高いです。

ぷよぷよしてて、さわり心地はだけはバツグンです。 (投稿日:2010.8.20 10:01)

選者コメント:もう完全にあきらめてますでしょう。

( ぐすく さん )

私は手が大きく、適切な長さの箸がなかなか見つからずにいました。と言っても、箸を使えないわけではなく、どの箸も短くて困る、なんて話のネタにする程度でしたが。

ところが、私が大学に進学するため、実家を離れることになったとき、母が、日用品とともに、細長い贈答用封筒を一つ、手渡してくれました。
中に入っていたのは、黒くてごつい箸が、その名も「男箸」。
測ってみると、私の手のサイズにぴったり。今まで使ってきたどの箸よりも手にフィットしました。

使いやすく、想い出深い箸なので、これからも一生、使い続けようと心に決めています。 (投稿日:2010.8.20 03:47)

選者コメント:もしかしたら冠名に「男」と付くものがしっくりくるのかも。男冷蔵庫、男スリッパも買ってみてください。

14歳のときに買ったセーター ( vinaka さん )

14歳のとき、親がしぶしぶ買ってくれたおそらく2000円台のセーター。(当時の我が家には高級品)
10代まではよそゆきでしたが、20代からは部屋着に。それでも大してヘタらず、そのうち長持ちしてるのが面白くなり捨てられず、現在に至ります。
今、私は43歳。 (投稿日:2010.8.19 15:20)

選者コメント:そこまで長持ちするのは、体型によって変化する次世代の素材が使われてる可能性があります。SWATに狙われてませんか?

定規 ( るうえ さん )

小学生の時に男の子にもらった定規を、職場のペン立てに入れて今でもときどき使ってます。
折れるでも汚れるでもなく、使い続けて性能が落ちるわけでもないので、捨てるタイミングがなくて、中学高校大学とずっと筆入れに入ってました。今後もずっと使っていくと思います。

あ、別に好きな男の子にもらったとかではないです。(具体的に誰にもらったか覚えてないんで) (投稿日:2010.8.19 19:28)

選者コメント:絶対なんらかの念が込められてると思います。定規が折れたとき、その男の子が突然現れるかもしません。

動物の柄の布袋 ( ラムハ さん )

十年ほど前、小学校の音楽の授業で教科書やリコーダーを入れていた袋ですが、今はゲームのコントローラ類を入れています。

コントローラを入れる前は買い物袋として使っていたのですが、コーヒーをまとめ買いして帰る途中に持ち手がぶっちぎれて半分になったので、落ち着いた環境である今の仕事に転職させています。

さほど思い入れは深くはないのですが、絶対捨てません。 (投稿日:2010.8.19 21:58)

選者コメント:先祖代々の宝は意外とこうやって生まれるのかもしれません。

ニコちゃん ( もPR さん )

ニコちゃんというのは、私が小学生の時にみんながみんな何かにとり憑かれたかの如く作っていた牛栓に色紙を貼り付け、思い思いの『ニコ顔』を書き込んだ代物です。
私も1000個ほど自室に展示しているのですが、1000人の笑顔はなかなかの見物です。(ゴミ屋敷とは言わないで)
これが100年くらいたって妖怪的な感じになってくれればわたしも本望です。 (投稿日:2010.8.19 21:43)

選者コメント:1000個あるだけで充分妖怪的だと思います。

包丁 ( 歯磨き怪獣 さん )

はじめて一人暮らしをするときに母が持たせてくれた包丁です。

鋼(ステンレスではない)だから手入れは面倒ですが、大きさ、重さ、柄を持ったときの感触・・・どれを取っても捨てがたい。他の包丁も使いますが、ココ一番というときにはコイツです。

ちなみに、研ぐのはダンナのシゴトです。 (投稿日:2010.8.20 01:17)

選者コメント:手入れは他人任せというのが職人と違うところです。

黄色の下敷き ( 電球タダ さん )

10年前(小学生だった)に奮発して買った、某ギャルブランドの黄色い下敷きです。
柔軟な素材なので折れたりヒビがはいったりすることもなく、なんとなく捨て時を逃してずっと使っています。

愛ゆえに構いすぎてべこべこにへこんでしまっており、敷くと余計に字が書きづらいというジレンマ。

それでもきっとずっと使い続けるでしょう。そもそも下敷き使ってる大人ってあんまりみませんけども・・・。 (投稿日:2010.8.20 00:12)

選者コメント:下敷きも年季が入ると静電気がたくさん貯まりそうな気がします。経験値を積んで強くなってますから。

熊よけの鈴 ( 餃子 さん )

がさつな性格の私は、ものを壊すは落とすは忘れるはでたいていの者を破壊してまいりました。

さて、ここで無くしてはいけないものの一つに家の鍵があります。ということで最近家の鍵についているのは熊よけの鈴。アウトドアで熊さんに会わないように身につけるうるさいあれです。

ちょっとでも落としたり、動かしたりするだけでリンリンと自己主張。おかげでこれにしてから常に忘れる事はありません。

ちょっと周りの人には迷惑ですが、一生モノですね。 (投稿日:2010.8.19 12:45)

選者コメント:自分が熊ということですよね。見事なコペルニクス的転回です。

食洗機 ( ストック買っています さん )

5年前に購入した据え置き型の物です。

当時から現在まで市販されている他の食洗機より洗うスピード(標準で17分、他のは70分とか)が早くてドアも上下別々に開くので、上だけあけておくと自然乾燥できます。

現在このような機種はほとんど市販していません。あまりに便利すぎて、その食洗機に合わせて食器や鍋(26cm取っ手つきフライパンも洗えます!)を買ったほど気に入っているので、一生モノのつもりです。

当時は据え置き食洗機が花盛りだったのでたくさんの種類が低価格で売っていた(私のは6人分で34000円でした!)のですが現在は費用対効果が悪いようで種類も減っています。

もちろん私が持っている機種は廃盤になったので1台ストックを買っています。

壊れたら修理に出すつもりですが修理でも直らないときに備えてもう一台買っています。

あっ、2台あれば一生モノじゃないですか、、ね? (投稿日:2010.8.19 12:57)

選者コメント:食洗機を食用油みたいにストックしてるなんてかなりの本気です。僕だったら意味なく二つ重ねて遊んで壊しそう。

バブルなどんぶり ( mimi さん )

バブル期真っ最中、職場の近くに千円のケータリング丼屋ができ、試しに買ったら本物の陶器のどんぶりで届き「どうぞお持ち帰り下さい」とのこと。

みんな重くて嫌がったので3つもらいましたが、丼はもちろん、うどんラーメン煮物サラダ...なんにでも使える絶妙な形で、以来毎日毎食のように使っていますがちっとも壊れません。

当の丼屋はバブル崩壊も待たず一瞬でつぶれました。ときどきふと来歴を思い出し、しみじみします。 (投稿日:2010.8.19 20:41)

選者コメント:バブルに生まれていないものにとってはどこか遠い国の話のようです。

清水舞台の腕時計 ( どちらもすごく好き さん )

24歳の時に、清水舞台で40万円の腕時計を買いました。
これからの社会人生活を40年として、週5日働くうちの2日間は少なくともこの時計を使うとして、400,000÷40年÷100日で一日あたり100円。ジュース一本我慢すれば社会人として恥ずかしくない時計を身につけることがができるんだ!と計算して買いました。
 
あれから10年近く経ち、今は2倍以上の値段の時計がほしいのですが、残りの社会人生活を30年として上記公式に当てはめると1日約270円になるので、まだいけると思います。
 
みなさま!回収理論からいくと高級腕時計は若いうちに買うべきですよ!!! (投稿日:2010.8.19 11:17)

選者コメント:まだ社会人じゃないけどいますぐ買おうと思います。


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