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文章ヒルズ


お題「失敗料理」
 

失敗料理 (出題:)
募集期間:2010/3/18 08:00 〜 3/24 11:00

失敗した料理の話を聞かせてください。

先日私がやらかした失敗料理は「爆発玉子」。
ゆで卵をつくってはずなんですが、いつの間にかお湯がなくなっていて
パンパンという破裂音と共に焦げて殻も割れた卵が鍋に転がっていました。
一歩間違えば大惨事にもなりかねません。

かみさんもなかなかの失敗料理の名手で、バレンタインデーに手作りのパンに塗るチョコをもらったことがあります。(固まらなかったらしい)

という感じで、
料理の失敗自慢、お待ちしてます。

投稿はしめきりました。

 

MVP

一枚板クッキー ( じゃまー さん )

レシピ通りに記事を作り型抜きしてオーブンへ。
しばらくして中を見てみたらオーブンの天板の上でマグマのようにふつふつと煮える一枚板が…。
「クッキーって溶けるんだ」と思った瞬間でした。
その後は適当に割って”そんな感じのクッキー”として渡しました。焦げ臭いけど食べれないほどではなかったそうです。 (投稿日:2010.3.18 12:22)

選者コメント:すんません、爆笑してしまいました。むしろ割らずに一枚板のクッキーを渡して欲しかったです。

なべ ( かば さん )

学生の頃、一人暮らしを始めて間もない時に、材料をぶちこめば出来るはずの鍋で、煮込みすぎた上、何をとち狂ったか材料を全て細かくつぶしてしまったことがありました。

野菜と言わず肉と言わず魚と言わず、とにかくすべて2ミリ程の粒になり、色合いはヘドロのようで、いくらなんでも食べ物ではなくなった頃、うちに残った食料がご飯のみだと気付きました。

そこで諦めて白米だけで食べておけばよかったものを、なぜか最後の砦のご飯をそのヘドロもどきに混ぜてしまい、仕方なくそれを口に入れた瞬間に5分前の自分を呪いました。

今となっては何故そんな状態になったのかわからない位ですが、当時の私は食をなめてたとしか思えません。 (投稿日:2010.3.24 03:23)

選者コメント:鍋は具が小さいと変なんですよね。そこまで小さくはしたことないですが、ネギを細かく切っただけでも違和感ありました。

夜店のイチゴあめ。 ( 犯人は友だけども さん )

割りばしに刺さった、板状の真っ赤なアメ(イチゴ味)を作るつもりだったなら、あれは大成功だったんだと思うのですよ。
問題は、作ろうとしていたのがいちごジャム(昔ながらの)だったってことで。


安くて山盛りの露地もの朝摘みイチゴを見つけて、同量の砂糖と共に友人がことこと煮込んでいたはずだったのです。
ところが、私が様子を見に行った頃には、何が起こったのか、なべの底に溶けきった見事なイチゴ色の砂糖らしきものがへばりつき始めていました。

これはビンに入れたら絶対にアウトだと思ったので、とりあえず、アルミホイルを敷いた上に流してみたら、まぁ、見事に固まりまして・・・
ぱきぱき割って食べました。大変に美味しいイチゴ飴でした。
作りたかったのはジャムでしたが。


謎なのは、それまで何度も作っている分量なのに、何故その時だけ事故が起きたのかってことです・・・ (投稿日:2010.3.23 12:05)

選者コメント:パンには塗れなそうでしたか。でも、いちごの飴って美味しそうですね。

シナモン蕎麦 ( 愛 さん )

先日、ものすごい疲れているときに無性に蕎麦が食べたくなり、夜中に突然蕎麦を料理。さあ!茹で上がったぞ!あとはそばつゆに七味をかけて食べるだけだぁ!七味をどっぱーん!!!と入れたらそれはケーキ用に入れるシナモンのビン・・・甘スパイシーなケーキもどきのお蕎麦は夜中に食べるもんじゃありません。洗ってもシナモンの味とにおいは落ちない落ちない (投稿日:2010.3.23 16:56)

選者コメント:意外に美味しそう?とか思ってしまいました。うなぎにシナモンとかどうなんでしょうねぇ。

さとうおにぎり ( み さん )

うちの母は料理が下手です。
しかもかなりのうっかり屋です。
さらにチャレンジャーです。
天ぷらを揚げようとして味醂を鍋いっぱい暖める。
日本酒の替りにウォッカで湯豆腐をつくる。など伝説には事欠きません。
でも塩と砂糖を間違えて作られたおにぎりは吹きました。
間違いには気付いたが黙っていればわからないと思って塩を多くつけたとのこと。
単純な素材だけにパンチが効いたのでしょうか。今でも思い出すと鳥肌が立つ味です。中は梅干でした。 (投稿日:2010.3.23 14:34)

選者コメント:砂糖のおにぎりもすごいですが、鍋いっぱいに温めたみりんも相当すごい。その後どうしたんでしょう?

糸引くカレー ( ろう さん )

以前勤めていた会社では、なぜか年に1回1m程の長芋を1本、社員に配るという事があったのです。しかし、一人暮らしなので1mもの長芋は、なかなか減りません。芋繋がりで、カレーに入れることを思いついたのですが、なぜかすりおろしてしまいました。すると、薄甘いネばっと糸の引くカレーが出来上がりました。「カレーに失敗は無い」と云う言い伝えは間違いでした。 (投稿日:2010.3.23 12:46)

選者コメント:ううーん。カレーがネバネバするのはたしかにちょっと…。鍋を洗うのが大変だったんじゃないでしょうか。

オレンジ固まる前ゼリー ( おとんと さん )

両親の留守中、欲望のままにたくさんゼリーが食べたい!と思った私。一度も料理・お菓子作りを失敗したことが無かったため、驕りに驕っていた私は、ゼラチンもオレンジジュースも量らずに鍋にぶち込んで、ゼリー型に流しました。
ら、強化ゴムのようなゼリーが完成。
こりゃまずい、味的にも両親にバレるのもまずいと思った私はもう一度鍋に戻し、火をかけ、原液が固まる前に飲み干し証拠隠滅を成功させました。
が、独特の臭みのある熱いオレンジジュースはおいしくなかったです…。 (投稿日:2010.3.23 23:29)

選者コメント:熱々のゼリーの素を飲み干してる姿を、WEBカメラか何かでご両親が見てたら呼吸できないほど笑ったと思いますよ。もしくはモニターに向かって叫んでますね。

白米ママレモン風味 ( 6 さん )

小4の調理実習、同じ班に、家にはお手伝いさんがいるというお嬢様がいました。
「包丁なんか怖い」というので、じゃあ「コメといで」と頼んだら「とぐって?」とおっしゃる。
「洗うってことよ」とざっくりした答えをした結果、ママレモンで洗った米が炊きあがりました。
他のメンツが作ったカレーがおいしかっただけに、痛恨の思い出です。


ちなみに彼女は「たらこ」はあーゆー生き物だと思っていたそうです。
「形がナマコみたいじゃない?」と弁解していましたが、海底を泳ぐたらこを想像して、しばらくシュールな気分を味わいました。 (投稿日:2010.3.23 17:44)

選者コメント:なまこがああいう生物ならたらこも…はたしかに言われてみるとそうですね。なまこがすごいのか。

蟹クリーム何か ( あるく さん )

初めて蟹クリームコロッケを作ろうと頑張った時の事です。

クリームのタネ(中身)は冷えると固まるのだと知らず、いつまでもドロドロなのに焦り大量の小麦粉を投入。
これで安心と思って冷ましてみると、そこには蟹クリーム味の葛餅が…

成型して揚げたのですが、中身はぶよぶよのまま。
「これどうしたの?」の家族の問いに返す返事もありませんでした。

味はまあまあ美味しかったのに…食感の大切さを身に沁みて知った出来事でした。 (投稿日:2010.3.23 00:09)

選者コメント:コロッケの中に葛餅みたいなのが入ってたらそりゃ驚きますが、新しい創作料理だと思えばかなり独創性が高いかもしれません。

キウイのみフルーツサラダ ( ぽけし さん )

会社の方に大量にキウイをもらったは良いのですが、
家族全員が実を言うとキウイが苦手で手が付けられず。
どうにも困っているとき、
「ヨーグルトにあえればさっぱり美味しくいただけるかも!」
とひらめき、10個程あったキウイを片っ端からヨーグルトに和え、
うまみが出るようにと一晩寝かせました。
次の日、ワクワクしながら口に運ぶと、
渋柿とタケノコを掛け合わせたような
激しい渋み・エグミが。
家族全員が飲み込めない大惨事に。
正直、「あえる」しかしてないのに
あそこまでの兵器を作れる自分に感動しました。

でも…なんであんなにエグくなったのかなぁ… (投稿日:2010.3.22 01:55)

選者コメント:小学生の時、給食のミカンと牛乳を同時に食べるとゲボの味がすると話題になったことがあるのですが、それと同じ類ですかねぇ。(でもキウイのヨーグルトって普通にあったような気も??)

大塚さんのレシピ ( 夜の女王 さん )

ライター大塚さんの記事「あの『うまいトリ肉』は作れるらしい」に載っている、鬼のように簡単なレシピの、あの『うまいトリ肉』を作ってみたくなったんです。
記事の通り、鶏肉と炊飯器を用意。記事では熱湯と塩だけですが、オリジナリティーを出し、冷蔵庫に余っていた野菜やウェイパーも投入。
そこまでは順調だったんです。
記事ではその後、「で、そのままフタをして…『保温』のままで…1時間後、フタをあけますと、…」と続くのですが、私がフタを開けたのは1日後。
分量も温度も出てこないあのレシピで唯一出てくる数字の「1時間」を、何を思ったか「1日」だと勘違いしていたのでした。
翌日、晩酌の肴に、と楽しみに開けた炊飯器の中にあったのは、「低温でじわじわ加熱され、調理された鶏肉」ではなく、生温かいお湯の中に一日放置した鶏肉でした。
匂いもお湯の色も明らかに食べてはいけない感じだったんですが、炊飯器一杯分の材料と一昼夜の期待を捨て切れずに、3日かけて食べました。
簡単なレシピでも確認が必要だと身をもって学習しました。
あの舌触り・のどごし・口から鼻に抜ける香りの悪さは一生忘れません。 (投稿日:2010.3.23 01:02)

選者コメント:私も作りました。時間が短かったのか生っぽくできてしまい微妙だなぁと思いつつ食べたのを思い出しました。が、しかしこんな失敗方法があったとは…。

記事はこちらですね。
https://backnumber.dailyportalz.jp/koneta05/12/21/01/

シチュー+飲むヨーグルト。 ( なるとまき。 さん )

旦那の実家で義理の両親と同居していたときの事です。
共働きで夜に帰宅した私が台所に行くとお母さんがシチューを作ってくれていました。
仕上げに「これを入れると美味しくなるのよ」と言って、紙パックの液体を投入。
そして出来上がったシチューを食べて見ると恐ろしい酸味が!!
パックの残骸をよく見ると「飲むヨーグルト」と書いてありました。
お母さん曰く、「牛乳のパックに似ていたから気がつかなかった」だそうです。
けれどもそのパックにはブルーベリーのイラストも書いてあったんですけれどね。
未だにあれが嫁いびりなのか、本当に間違えたのか、謎のままです。
旦那と息子を巻き込んでまではしないと思いたい・・・。 (投稿日:2010.3.23 01:54)

選者コメント:単に間違えたんではないかと思いますが、嫁いびりだとしたら相当面白いと思います。

花としょうゆの香りのお好み焼。 ( ごますけ さん )

その日は大好物の餅入りのお好み焼きを喜び勇んで作っていたのですが、いざ食べようと箸をつけると中からハンドソープの花の香りが。プラスかつおぶしとしょうゆの香りとミックスされた香りは何とも目頭が熱くなる思いでした。悔しいから食べましたけど。口から泡はでませんでした。 (投稿日:2010.3.23 11:40)

選者コメント:よく手を洗って、しかし流さなかったその手で鰹節を掴んだんでしょうか。これが本当の花鰹!とか。

球形ドーナツ ( たろふぁ さん )

サーターアンダギーもどきを作ったところ、それはもう、こんがりときつね色に揚がり大成功。家族も大絶賛。「キレイに揚ったねぇ」「外はサクサクで美味しい!」「カスタードクリームまで入れたんやねー」・・・ん?カスタード?
いやぁ、球形ドーナツの中心部にまで火を通すのは、本当に職人技だと思いますよ。
だから、ドーナツには穴が空いてるんだと思います。それ以来、ドーナツはおろか、天ぷらさえも作れない私がいます。揚げ物コンプレックス。 (投稿日:2010.3.21 02:47)

選者コメント:お店ですごいでかいのが売ってたので買って食べたら、中心部が粉だったことがあります。小さめに作ればOKだったかも、、ですね。

トリュフのはずが生キャラメルに。 ( あおみどろ さん )

今年のバレンタインデー、ホワイトチョコレートと紅茶を使ったトリュフを作るはずでした。ところが分量をすべて2倍にしたため固まらず、白いチョコのはずがキャラメル色の液体に変成。
しかも私が作業している後ろで、大学生の兄と両親が単位と就職について深刻な話し合いをしていたため気分もブルーに。
完成した物体は仕方なく「クッキーに漬けて食べてね☆」とごまかしました。 (投稿日:2010.3.20 16:18)

選者コメント:チョコが固まらない上に、深刻な話の方も固まらない。そういうドラマの一場面みたいです。

カピご飯 ( チャナ豆 さん )

タイ料理の真似事をしたくて、ほそいさんの記事で読んだタイの調味料「カピ」を買ってきました。これが思った以上に通好みと思われる生臭さとしょっぱさで、生食は断念。加熱したら良い香りに変わるという情報+タイ米を炒めてから炊く方法があるらしいと聞いて、タマネギ・ニンニク・カピとともに家にあった日本のお米を炒め、そのままフライパンで炊くことに。
そしたら水加減を失敗して半分焦げたカチカチのご飯が炊けました。でもこれが、味はすごくおいしかった!失敗しちゃった〜と思いながらスプーンを突っ込んで一口食べてみると、おいしさにびっくり。立ちっぱなしのまま黙々と完食しました。
近々再挑戦したいです。ちゃんとタイ米使って、焦がさずに! (投稿日:2010.3.20 02:46)

選者コメント:むむ〜ん。失敗料理とはいえ、なんだかうまそう。ほそいさんの記事はこちらですね。
https://backnumber.dailyportalz.jp/2009/12/02/c/

納豆ホットケーキ ( あられ さん )

もともと納豆が苦手なのですが・・・

中学生のある朝、階下から漂ってくる強烈な匂いで目が覚めました。
もわ〜〜んと辺りに漂う鼻を突く匂い。
台所に行くと母が朝食を作ってくれていました。
納豆好きの母いわく「今まで誰も思いつかなかった究極の朝食」らしいのですが・・・
その究極の朝食とは「納豆ホットケーキ」でした。
その名の通りホットケーキに納豆を混ぜて焼いただけの代物です。
温められた納豆が甘いホットケーキの匂いと混ざり合い、その匂いたるや・・・ギブアップです。
思わず母の嗅覚を疑ったくらいです。

もちろん私は口にしていないので、どんな味だったかは定かではありませんが、母は「もっと美味しいと思ったのに」とつぶやきながら食べてました。
その後、我が家で「究極の朝食」が作られることは二度とありませんでした。
まずかったに違いありません! (投稿日:2010.3.21 01:01)

選者コメント:お母さん、朝からどうしたの?ってくらいのすごい組み合わせですね。普通のホットケーキでは満足いかなくなってしまったのか、それともどうしても納豆が食べたくなったのか・・・?

ほぼ、米。 ( 用心深いはず さん )

私はわりとと用心深く、
必ず塩と砂糖は味を確かめてからしか使わない為、
そっち系の間違いは一度もありません。

ですが、よくやらかす失敗が1つ。

独り暮らしで小さい3合炊きの炊飯器を使っていたのですが、
ある日、大きな5合炊きにバージョンアップ。

これで一度にたくさんの冷凍ストックが作れる、と
浮かれ気分で初めて5合分のお米を研ぎ、
いつもどおりに水を入れ、
ちゃんと吸水時間もおいてから炊飯開始。

立ち登る湯気は控えめで、
ごはん炊いてるぞー的な香りも少ない。

新しい炊飯器は進化しているなぁ〜、と
感心しまくりで待つことしばし。

炊き上がって、ルンルン気分で蓋を開けると、
そこにはギンギンに立ち上がったお米たちの姿が。

美味しいごはんの「立つ」じゃなくて、「起立」。

おそるおそるシャモジを入れれば、「ショリっ」と。



どうやら、5合のお米に対し、「いつもどおり」3合の水しか入れなかったようなのです。


粘り気なんてなく、パラッパラ。
食感も見た目も ほぼ米。


泣けるほどまずかったし歯が痛くなりました。

ちなみに、
一膳ずつよそって、水を少しかけ
ラップをしてチン!すると少しごはんに近づきます。

(投稿日:2010.3.21 02:12)

選者コメント:私も米の分量を普段と変えると水の量を間違えます。よく炊飯器を開けてガッカリしています。

( やまぐち禮 さん )

鶏のひき肉で鶏そぼろを作ろうと思って一生懸命炒めていたら、醤油を入れすぎたのと長く炒めすぎたのとでひき肉は真っ黒いぼそぼそした物体に。
そしてそれが、自宅のプランターの土にそっくりなことに気付きました。
どれだけそのまま土に帰してやろうかと思いましたが、食べ物を粗末にしてはいけないのでご飯に乗せて食べました。
ものすごく焦げ臭くてしょっぱかったです。 (投稿日:2010.3.19 23:05)

選者コメント:死んで土に帰る、がフライパンの上で実践されてしまった一例ですね。

炭化肉まん ( ふじ さん )

実家にあるオーブントースターは、付属の容器に水を入れて設定をスチームに切り替えれば蒸し器として使えるという謎の機能を搭載していました。

当時小学生だった私は肉まんを蒸そうと思ったのですが、スチームへの切り替えを完全に忘れ、トースター機能のままタイマースタート。
十数分後、物が焦げる臭いと共に庫内から真っ黒になった肉まんが出現しました。
家族は大爆笑。
もちろん食べられるはずもなく廃棄した訳ですが、よく考えると「焦げた肉まん」って、なかなか目にする機会はないと思います。

あと近年目にするようになった「イカスミまん」や「竹炭を皮に練りこんだ中華まん」を目にするととても微妙な気持ちになります。
(投稿日:2010.3.20 18:59)

選者コメント:肉まんが焦げるというシチュエーションはそうそう無いと思います。新しい!

生サバのトマト煮 ( つちのこ さん )

新婚当初、毎晩料理の本を見ながら一生懸命マトモなご飯を作っていたのですが、ある日急にレシピから解放されたくなり、思いつきで作ったのがコレ。

生サバの切り身をトマト缶で煮込む。味付けは塩コショウ、コンソメのみ。

出来上がったものを食べると・・・全てが生臭くて食べられたもんじゃない!
ダンナと2人、少し食べてから無言で捨てました。
やっぱりレシピって大事なのね、と再認識した夜でした。

先日、めでたく13回目の結婚記念日を迎えましたが、未だにこのメニューはネタにされています。 (投稿日:2010.3.20 01:04)

選者コメント:「ある日急にレシピから解放されたくなり」というのよくわかります。そして解放された瞬間に面白いことをやってしまうのもよくわかります。

白菜の漬物+ヨーグルト ( ビバメヒ子 さん )

晩酌の最中、何かの弾みでヨーグルトの中に白菜のお漬物が入ってしまったことがあって、もったいないのでパクッと口に放り込んだところ、お互いの酸味がバランスよく刺激しあい、とてもおいしく感じました。
そこで、酔っ払っていた勢いもあり、残りの白菜をすべてヨーグルトに入れて、本気食いを始めたのですが、それは不味くはないけれどひたすらによく分からない食べ物で、完食はしたものの後悔の念だけが残りました。
それでもこの組み合わせには可能性を感じているので、いつかちゃんとした料理として完成させたいと目論んでいます。 (投稿日:2010.3.19 17:55)

選者コメント:ヨーグルトに白菜なんて考えたこともなかったです。ぜひ完成させてください。

液体プルーン納豆 ( kana さん )

納豆が体に良い!と言われて流行っていたとき、体調不良改善のため、数ヶ月間毎日納豆を食べていました。飽きっぽい性格なので、食べるたびに味を変えようと心がけ、お肉、魚、野菜、カレー、コーンスープ、ヨーグルトと色々入れました。
ある日目についたのが液状プルーン。体に良いもの同士!鉄分もイソフラボンも摂れると思いましたが…。
食べられる味ではありません。 (投稿日:2010.3.19 15:08)

選者コメント:カレー納豆とかヨーグルト納豆とか、そっちの方にむしろ驚きました。今度やってみます(プルーン以外で)。

ゴム臭いカレー ( 藤 さん )

高校時代の調理実習でカレーを作りました。市販のルウを使ったら実習になりませんので、もちろん粉を炒めるところからです。
ところが、炒めてる時点で変な臭いが。よく見ると手に握ってるスパチュラのゴムの部分が融けていました。
しかし私の班は大雑把な人が多かったのか、「カレーになれば臭いもわからなくなるよ!」とひとしきり笑った後、そのまま調理を続行。結局臭いはそのままで、ゴム臭いカレーを食べることになりました。
カレー臭に勝るゴム臭ってすごいですよね。我ながら、何で木べらを使わなかったんでしょう。
あれから15年以上経ちましたが、特に体に影響なくピンピンしております。よかった。
ちなみに「砂糖と塩を間違えたクッキーを作る」という、マンガみたいなミスもしたことがあります。しかもレシピの倍量で。 (投稿日:2010.3.19 17:09)

選者コメント:カレーはたいていいの食材に勝つ、と高瀬さんの記事を読んで教わったのですが打ち負かしましたか。。

麻婆豆腐 ( 波留子 さん )

豆腐とひき肉と、もろもろの材料をぐつぐつと煮た後、最後にとろみをつけるべく「水溶き片栗粉」を投入。するとぶすぶすぶす・・・と豆腐が溶けてしまいました。
片栗粉と重曹を間違えたのです。
大概の失敗料理は食べてくれる夫もこれは食べてくれませんでした(自分も食べれませんでした)。 (投稿日:2010.3.19 15:15)

選者コメント:麻婆豆腐が膨らんだりしても面白そうですが、崩壊しましたか…。

ホワイトソースパスタになるはずが ( ハリー さん )

小学生の頃、遅く帰ってくる父のために作った夕食でした。
昨晩のクリームシチューの残りを利用して、茹でたパスタと絡めて出そうと思って鍋を見たら、水深1cmにも満たない残量に愕然。
犯人はもちろん先に夕食を食べた自分と妹。
でももうすぐ父が帰ってくるし、何かクリーム的なものはないかと冷蔵庫を開けて発見したのがマヨネーズ。
今でこそマヨネーズの成分を知ってますが、当時は「白くてゆるい液体だからクリーム」という認識だったのです。おおお。
しかも1本まるっと入れてしまったのです。
見た目も匂いもすごい事になったものの、もうこれしか用意できず、震えながらご飯を添えて出してみました。
一瞬不思議そうな顔をした父は「おいしいよ」と言って完食してくれました。
申し訳なくて号泣したのはあれが初めてです。

そして、自分のマヨラー歴はあの頃からすでに始まっていたのかと思いました。 (投稿日:2010.3.19 13:15)

選者コメント:マヨネーズ、少しならアリだと思うんですが一本まるごといれたらどんな料理でも厳しいんじゃないかと思いました。そしてやはりお父さんの感想がいいですね。号泣する娘の前でマヨネーズ味のきついパスタを食べるお父さん。

薄味ペヤング ( おさかなさん さん )

久しぶりのペヤングソースやきそば。かやくとソースを入れて熱湯投入。3分後に湯切り穴からからソースの香りの茶色いお湯が出てきて過ちに気づく。
薄味のペヤングにかけたふりかけの存在感に感動。 (投稿日:2010.3.18 21:16)

選者コメント:お湯だと思ってポットを押したら麦茶だったという人も見たことがあります。ちなみに私が住んでる長崎ではペヤングって売ってなくて、代わりに「金ちゃん焼きそば」というのを売ってます。

塩肉じゃが ( むるむる さん )

高校生くらいだったか、夕飯の肉じゃがを作っていました。
味付けは砂糖・酒・醤油。
ところが、砂糖だと思って入れた白いものは、母が漬物に使った残りの粗塩だったんです!
容器に入れて砂糖の横に置いてあったから、てっきり・・・。
塩辛過ぎる肉じゃがは、汁を捨て水で薄めて修正を試みましたが、やっぱり無理。
廃棄処分になりました。
こんなマンガみたいな失敗、ホントにあるんですよ。 (投稿日:2010.3.18 23:57)

選者コメント:まったく同じことを私もやりましたよ。しかも途中で味見して「砂糖が効いてないなぁ」と言って塩を足したりもしました。

クリームシチュー ( るんるん さん )

クリームシチューを作る際、
カロリーセーブする為には小麦粉の
代わりに擦ったジャガイモを使うと
とろみが付くとTVで知り早速トライ。

ところが分量等全く見ていなかったので
固形で入れる場合と同じ個数投入。
そしたら見る見るうちにドッロドロに。

えっ!アタシ魔女!?

しばし放心した後、いやいや
このままじゃまずいと魂を取り戻し、
急いで白いマグマを別鍋に移し替えて
水と豆乳でのばしまくり。

許せるくらいになった頃には膨大な
クリームシチュータネがキッチンを占領。

大量の豆乳でカロリーアップした気が
するし、大家族並のストックまで出来て
しまい、素直にルーを使えば良かったとしゅんとしました。
未だに奴らは冷凍庫を占領中。 (投稿日:2010.3.19 09:17)

選者コメント:ちょっとした給食くらいの分量でしょうか?分量を見ないで始めるのは失敗料理の王道ですね。

塩コーヒー ( sakase さん )

料理とは言えないと思いますが
インスタントコーヒーを作る際に、砂糖と間違えて塩を入れてしまったことがありました。
牛乳を入れたことによる「まろやかな塩味」は、コーヒーの苦さや酸味と全くマッチングせず、とても飲めたものではありません。

普通に砂糖を入れたコーヒーに塩が少し入ってしまった時も、甘いんだかしょっぱいのかどっち付かずで飲めませんでした。
塩キャラメルや塩チョコなど「塩入お菓子」がブームですが、飲み物には通じませんね。 (投稿日:2010.3.19 10:57)

選者コメント:スープだと思って飲んでもダメだったでしょうか。いっそダシまで投入すればよかったかもしれません。

塩すき焼き ( たまぞう さん )

我が家は割り下を使わずすき焼きを作るのですが、小学生の頃、親がいない時に兄弟三人で見よう見まねで砂糖と間違えて塩をじゃんじゃん入れたすき焼きを作ってしまいました。・・・そのときの弟の恨めしい顔が今も記憶に残っています(その反動でしょうか、今作ると「お前のすき焼きは味付けが甘すぎる」と弟に言われます)。 (投稿日:2010.3.19 11:48)

選者コメント:塩と砂糖はなんであんなにそっくりなのに性格が反対なんでしょうか? でも3人いたら誰か気づきましょうよ。

レトルトカレー ( イチコ さん )

当時中学生だった私はあまりレトルトカレーって食べたことがなかったんです。
でも兄がそういう類の物が大好きで、ある日兄のためにレトルトカレーを作ることになりました。
「お湯は今沸かしてるから」
その言葉と共に渡されたカレー。
ふーん、と思いつつ、沸騰したことを確認しカレーを鍋に入れました。
封を切って中身だけ。
当時の私は知らなかったんです。
温めるだけで食べられる画期的な商品だということを。
結果、カレー色の薄いスープが出来上がりました。
あの時の兄の驚いた顔といったら…。
今では自分でうどんやパンを作るほど料理が大好きです。 (投稿日:2010.3.19 08:25)

選者コメント:驚きました。こんな失敗があったとは…。自分でうどんやパンを作るとの距離感がすごいです。

トマト味スープのはずが。 ( アノマロカリス さん )

トマト風味のスープを作りたかったのですが、トマトはおろか、水煮もペースト状になったトマトもありません。
そこで思い付いたのが、ケチャップ。原料トマトだし〜、と、ベースにしたコンソメスープに溶かしました。
そうしたら、酸っぱくて酸っぱくて。飲めるものではありませんでした。
ケチャップのうま味より酸味が勝ってしまったんですね。

結婚3年目。初めて、作った料理を捨てました。 (投稿日:2010.3.18 10:42)

選者コメント:ケチャップじゃトマト風味のスープにならないんですね。素で参考になります。あと初志貫徹は失敗料理の極意ですね。

カツオのソテー ( ico さん )

カツオの切身を使ってソテーらしき物を作りました。
当時は薬味?みりん?酒??だったので衝撃的に生臭い食べ物に。
後にも先にも一口食べて捨てたのはあれだけです。
でもそれ以来自炊に対する意識が変わった(食えりゃ良い→ちゃんと美味しい物を作ろう)ので、
あの時失敗して良かったと思います。
でもあれ以来カツオを自分で買う事は無いです。ごめんカツオ。 (投稿日:2010.3.18 11:07)

選者コメント:なるほど、だからカツオはタタキの状態でよく売ってるんですね。素で勉強になります。

アメーバ ( attn さん )

その昔女子大生だった頃にいちご大福を作り友人との集まりに持って行きました。しかし中のいちごから大量に水分が出て、いざ皆の前で箱を広げた時にはアメーバっぽい何かが鎮座…。

手作りスイーツを持参して女子ポイントUP→私モテモテ♪なんてセコイ考えだったのですが夢は一瞬にして消え、周りに残念な人的空気が漂ったのは言うまでもありません。

それ以来お菓子は作っていません。 (投稿日:2010.3.18 11:12)

選者コメント:いちご大福にもそんな罠があったとは。箱を開けた時の「わ〜〜!! …………。」を動画で見たかったです。

ハーフサイズごはん ( PAMPY さん )

はじめて自分でご飯を炊いたときの話です。
とぎ汁が完全に透明になるまで洗わないといけないと思いこみ、ひたすらとぐこと数十分。
米粒がボロボロに欠け、超小粒のご飯に炊きあがりました。まっこと不思議な食感でした。 (投稿日:2010.3.18 11:13)

選者コメント:「納豆を一万回混ぜる」に近いものがありますね。ハーフサイズになりましたか!

昆布ぢごく ( 沖縄料理は好きなんですが。 さん )

数年前のこと。

某お料理サイトを見て作り始めた「クーブイリチー」(沖縄の昆布料理)。

豚肉、椎茸、そして昆布・・・と
材料を揃え、さて調理開始。
そこで「昆布400g」の文字を発見。
ずいぶん多いな?と思いつつも
とりあえず揃え、ひたすら昆布を細く切りました。
1時間ほどその作業は続き、終に目の前に現れたのはウチで一番大きなカレー鍋にあふれんばかりの昆布の山。
・・・なんかおかしいな??と思いつつも、レシピ通りに材料を鍋に放り込み、味付けをしてさぁ試食。
そうしたら、なんと苦かったのです。
多分昆布が持っている塩分が凝縮された味なんでしょうが、とにかく潮臭い味で苦い苦い。
なんでよー、レシピ通りじゃん!と材料を確認しても、「昆布400g」は揺るがないまま。

・・・え〜と、これはもしかして。
このレシピ、「昆布40g」の間違いなんじゃないのかしら・・・。

それに気がついても、目の前の大量の昆布は消える事も無く。
泣きながら、昆布ばかり約1週間食べ続けました。

それ以来、クーブイリチーは作っていません。 (投稿日:2010.3.18 12:10)

選者コメント:私もなるべくレシピに忠実に作ろうとするタイプなので誤植があってもそのまま再現します。ですが、昆布400gはたぶん見ただけで笑えるレベルじゃないかと思います。

超ヘビー級イチゴのケーキ ( まめまめ さん )

子供の頃初めてスポンジケーキを作った時のこと、焼き上がったスポンジが予定の厚みの半分にしかならなかったので、もう一枚全く同じ物を焼き、2枚重ねてイチゴのショートケーキにしました。
レシピの「卵をもったりするまで泡立てる」の意味が分からずテキトーにぐるぐる混ぜただけだったのが原因なのですが、みっしり羊羹のように重たいケーキを父が美味しいよといって食べてくれたおかげでトラウマにもならず、お菓子作りの好きな大人に成長しました。
お父さんありがとう。 (投稿日:2010.3.18 12:18)

選者コメント:思ったより少ないと思った時の対処法が「もう一枚全く同じ物を焼く」なのがすごいですね。お父さんの対応はぜひ見習いたいです。



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