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文章ヒルズ


お題「便意との戦い方」
 

便意との戦い方 (出題:)
募集期間:2009/11/12 11:00 〜 11/18 11:00

時にじわじわと、時に急にやってくる手ごわいあいつ。それが便意。

電車の中で奴に襲われたとき、私はいつもスイスのとんがった山、マッターホルンを思い浮かべています。高原のさわやかな景色を頭の中に描くことで、胃腸の危機をなんとかごまかそうというメルヘン作戦です。

いつもそうしているので、普通の時にマッターホルンの写真をたまたま見ると、「便意をがまんしてるときの山だ…」と思うようになってしまいました。

グローバルな視点からも、人類が共通して戦うべき相手であります。フィジカル・メンタルともに、世界各地で多様な戦術が繰り広げられているはずです。英知を結集させて、互いの難局を乗り切りましょう。

投稿はしめきりました。

 

MVP

その場で出してみようとする ( 伊東和彦 さん )

我慢するから辛いのであって、我慢をせずその場で出すことを考えます。
しかし、大人ですから理性が働いて人前で出そうと思ってもそうそう出るもんじゃありません。
ただし、この方法はきちんと理性が働く時に限られます。誰も見てない夜道でしかも酔っぱらってたりすると簡単に理性のたがが外れて大惨事を招きます。 (投稿日:2009.11.13 11:20)

選者コメント:自分の理性の働きを信じるという逆転の発想ですね。ただ暗闇で戦っている中に、希望の光を見たようです。海の中でおしっこをしようとしてもなかなか出ないのと似ている気がしました。

便をひっこめる場所を変える ( 柿がき さん )

先ほど便意と戦ってきたものです。先ほど便意と戦ってわかったのですが、便をずっと同じ場所でひっこめているとその場所が痛くなってあきらめやすくなってしまいます。
例えば、便の出口を使って便をひっこめていたとします。しかしずっとそこを使っていると痛くなってくるので、たまに腹をつかってひっこめるようにします。すると、痛くなりづらく楽です。
僕はこれで10時間ぐらい耐えました。 (投稿日:2009.11.17 18:59)

選者コメント:戦場から帰還したばかりの方から、ホットなレポートが届きました。10時間という長時間を持ちこたえた実績のある方法なんですね。具体的な方法論も興味深いですが、どうしてそんなに耐える必要があったのかという状況の方がより気になります。

無条件降伏 ( トミー さん )

便意の前に自分はあまりに無力なので、ス○ッパという便意を抑える薬を常時携帯しています。全ての鞄のポケットに入っています。薬って便利です。 (投稿日:2009.11.17 14:44)

選者コメント:精神論や身体制御ではなく、薬を活用。盲点でした。全ての鞄に入っているという周到さからして、これまで相当ひどい目に遭ってきたとお見受けしました。失敗から学ぶことって大切ですよね。

ひきつける ( よつば さん )

便秘がちな私にとって、便意は朗報です。焦ってトイレに駆け込むと、便意がひっこんでしまう恐れがあるので、十分ひきつけて(出るギリギリのタイミングを計り)からトイレにゴーです。
ひきつけているときは、「便意なんて気にしてないわよ」と装いつつ、神経はお腹に集中。慎重にタイミングをはかっています。 (投稿日:2009.11.15 19:03)

選者コメント:釣りのような感覚で便意とつきあっている方もいるというのが新感覚でした。便意は喜びをもって迎えるべき訪問者。敵対視していた自分の在り方を反省しました。

高級感に浸る ( 手管 さん )

夜空の下に敷き詰めた光の揺らめきはルビーかサファイアか。
摩天楼を一望するラグジュアリーなレストランテで、絶世の美女とワインを傾けるプレミアムな夜。
私が便意をコントロールする際は、そんな場面に意識を投じます。
女性をおもてなしするリッチでハイグレードなディナーと、「ビッグ便」や「スモール便」等といった「旅立つ者達」はおよそ似つかわしくありませんし、私は絶世と呼ばれる程の美女を前にして、自らの排泄物の事を考えるなどという芸当は持ち合わせていませんので、肛の門(レジェンド・オヴ・ゲート)の括約筋はキッと引き締まる次第であります。

もちろん、そのディナーでは生バンドによるジャズの演奏が流れています。
市ヶ谷の女性歯科助手4人にアンケートを行ったところ、「便をひねり出す際に最も似つかわしくないBGM」に、約2人が「ジャズ」と答えた。という調査結果が出ておりますし、「便をひねり出す際に叫ぶかけ声」に、約3人が「警察だ!」と答えています。

私もいつかは摩天楼、美女、ジャズに見合うような、高級な便をひねり出したいと切望しております。 (投稿日:2009.11.16 02:15)

選者コメント:「警察だ!」のくだりが、何度か読み返してもどうしてもわかりませんでした。

「LOVEマシーン」をフルコーラスで脳内演奏 ( えれき さん )

モーニング娘。の「LOVEマシーン」をイントロから忠実に再現してゆきます。その間、頭の中では可愛いさかりだった後藤真希や、やせた安倍なつみ、今は人妻の飯田香織など、かつてのメンバーが踊り狂っていて、つかの間便意を忘れます。長い曲なので、けっこう持ちます。ちなみにそれでもトイレに辿り着けない状態の場合は、頭の中で大塚愛が「もう一回!」と叫びます。 (投稿日:2009.11.16 12:49)

選者コメント:「フーワ、フーワ」のかけ声のところで出てしまわないか、それだけが心配です。

ハリウッド映画 ( 虎★ さん )

戦うことが多いのは、駅から会社に着くまでの間が多いです。

便意がスタートすると、頭の中に映画「スピード」のテーマが流れます。そして、時間と自分との戦いが始まります。
とにかく、早く!早く!
歩く(走る)スピードを落としたり、タイムオーバー(腹の限界)をさせないように。

気分は、映画の主人公。

バッドエンディングは、許されません。 (投稿日:2009.11.17 10:45)

選者コメント:確か、映画「スピード」のエンディングは、地下鉄が地面から突き出てくるシーンだったと思います。その場面をうっかりイメージしてしまうと、出てきてしまいそうですね。

戦わない ( むろあじ さん )

ただいま妊娠6ヶ月なのですが、赤子が大きくなるにつれてどんどん便秘になってきました。
なのでちょっとでも便意を感じようものなら
「キターーーーッ!」と喜び勇んでトイレに駆け込み、
降りてくるのを待ちます。

すっきりしたあとは思わずスキップしたくなり、周りにはお花がたくさん飛んでいるような気分になれます。
この解放感を味わえただけでも妊娠してよかった。

ちなみに、便が固いときはうっかり子供まで出てきそうで怖いです。 (投稿日:2009.11.17 12:53)

選者コメント:便意ウェルカムという立場の方もやはりいらっしゃるんですね。これから生まれてくるお子さんが反抗期になった頃にこの話をするといいんじゃないかと思いましたが、やっぱり逆効果かもしれません。

祝賀パレード ( もじょこ さん )

便意を我慢する事で地球を滅亡の危機から救った、祝賀パレードです。
紙吹雪の舞う中、鼓笛隊を引き連れオープンカーでパレード。
沿道では世界中の人が感謝と賞賛の歓声をあげ、森や海から動物達もぞくぞくと集まってきます。

今、気を緩めたらこの栄光を一瞬にして失う、と想像すると結構頑張れます。 (投稿日:2009.11.14 22:43)

選者コメント:自分が我慢している限り、地球に向かってくるでかい隕石がじわじわと逸れていくことを想像したら、がんばれそうな気がします。でもうっかり出してしまったら、確かにそれはダブルの意味でディープインパクトです。

ヒザで歩く ( ダフィ さん )

夫婦で同時に便意をもよおし、収入格差から夫に先にトイレを譲ってしまったことがありました。なかなか出てこない夫。迫り来る便意。家にトイレは1つしかなく、近くの公園に走る余裕もなく
6畳の部屋を、ヒザでグルグル何周も歩いて敵を籠絡してやりました。
普通に早歩きするよりはヒザを使った方が肛門括約筋が絞まって、いいみたいです。 (投稿日:2009.11.15 01:58)

選者コメント:「敵を籠絡」という言葉遣いの格調の高さと、ヒザでグルグル歩きのビジュアルとのコントラストがまぶしい戦術です。実践例のある戦術とは言え、やや上級者向きのようにも感じました。

とにかく動かない ( しゃーちゃん さん )

ああいう時って、動くと、出てしまうんですよね。
とにかく、動かないことっすよね。 (投稿日:2009.11.14 23:35)

選者コメント:シンプルながら重みのある基本戦術ですね。そのまま即身仏になるまでいったら、確かに勝ちだと思います。

便所入道に見られていると思い込む ( jaggy さん )

ちびまるこちゃんの巻末コラムに載っていた、見られると糞詰まりになってしまうという「便所入道」。近くの人を奴に脳内変換して、「あっ、今便所入道に見られた!」と脳内暗示をかけています。
ただし便秘予防に「便所入道ホトトギス」と唱えるのも忘れずに。 (投稿日:2009.11.15 10:02)

選者コメント:「便所入道」というのは初めて聞きましたが、言われてみればどこのクラスや職場にも、便所入道っぽい人っているような気がします。うっかり便所入道呼ばわりしないようにしたいものです。

ナンバ歩きをする ( スボ さん )

一刻も早くトイレに駆け込みたいのですが、急いで歩くと、出口が開いてしまいそうになります。そんな時は日本古来のナンバ歩きで我慢しながら歩きます。同じ側の手足を同時に出すことで出口の変形を防ぎ、思わず「開いてしまった!」という事態を回避できます。「古武術の動きって理にかなっているな」と実感できる瞬間でもあります。 (投稿日:2009.11.14 21:15)

選者コメント:私も緊張すると同じ側の手足が同時に出てしまうことがありますが、あれは便意との戦いにも使えるんですね。もしかしたら古武術の出発点はそこにあったのかもしれません。敵は他人ではなく、己の中にあるわけです。

自分はアシモだと思い込む ( ごえち さん )

あの歩き方で、腸にかかる振動と負担を抑えるべし。
(投稿日:2009.11.14 18:15)

選者コメント:科学技術の結晶たるロボットテクノロジーを便意との戦いに応用するわけですね。今後アシモがより人間に近づくように進化してうんこするようになったら、この方法は使いづらくなりますね。

我慢はいくらでも ( ミランダ さん )

小も大もタンクが大きいらしく「したい」と言い出してからが長いです。
たいがい周囲が心配し、「早く行けよ」と促すので渋々トイレに行きますが、小は音姫×3では済まないくらい長々と出っぱなしになります。
大に至っては毎回軽い出産ですね。 (投稿日:2009.11.14 02:25)

選者コメント:あんまり戦ってない感じですね。我慢しているという風でもなく、余裕が感じられます。ただ「大は軽い出産」とのことで、逆にトイレについてスタンバイしてからが勝負ということなんだと思います。

立ち上がり、何かに熱中する。 ( Casino さん )

多くの方が既に述べていることですが、何か便意とは別のことに意識を集中させる。便意は「意」であり、その「意」さえ認識されなければ、便意は存在しません。
それと、座っていると腸が圧迫されるので、できれば立ち上がること。
幸い私は教員なので、熱心に授業をしていれば便意は去ります。むしろ尿意の方が強敵です。 (投稿日:2009.11.14 04:33)

選者コメント:「熱心に授業をしていれば便意は去る」とのお言葉、先生の鑑のようにも感じられますが、話題は便意です。去った便意は戻ってきてくれるのでしょうか。うやむやになったままというのも嫌ですね。

力む ( 沈滓汗 さん )

便意って大波・小波があるかと思いますが、
大波の場合はこの方法は不可です。
(ただし、周りの目を気にしない方なら別です。)

寄せる波のように来るさざ波〜小波程度の便意であれば、
逆に少々力むことによって括約筋を意識させ、
事前トレーニングすることでなんとかなります。

くれぐれも、波の大きさの判断をし間違えないように。 (投稿日:2009.11.14 11:04)

選者コメント:「波の大きさの判断をし間違えないように」というのはサーフィンのインストラクターのようでもありますが、話題は便意です。

便秘の私を妄想する ( さっちー さん )

もともと妄想は得意なのでなりきります。
私「最近便秘がちなんだぁ」
友「へ〜、そうなんだ」
私「3日に一度くらいしか出ないから今日は無理だろうなぁ」
友「それって辛いよね」

と言った具合に・・・。 (投稿日:2009.11.14 21:03)

選者コメント:自己暗示系は今回の投稿でもいくつかありますよね。スポーツ選手が試合の前に自分が勝つイメージを心に描くと言いますが、スポーツと便意とが違うだけで、それと似てるなと思います。

心に思い描く ( 邦生 さん )

肛門近くまで降りてきてしまったブツが胃の辺りまで戻るさまを想像するとよいです。・・・胃は言い過ぎたかも。十二指腸くらい。
オナラを我慢するときにも使えます。 (投稿日:2009.11.13 21:15)

選者コメント:この戦法に「便意リバーサル」という技名をつけてみました。おならも含めて、あんまり逆流させないようにしたいものですね。

コアリズムのステップを踏む ( アケヲ さん )

背筋をピンと伸ばし、下腹部にぐっと力を入れ、お尻の穴をすぼめます。そして極限に近づいたら腰をくねらせながらトイレへ。あぁこれってなんかの動きに似てるなぁと思ったら、コアリズムの基本ステップだったわ、と。便意と戦うためにステップを踏むというよりは、便意と戦っている様がたまたまコアリズムのステップだった、というほうが正しいかもしれません。ちなみにこれでは痩せませんでした。むしろ便秘気味になって太りました。出したい時が出す時なんだと思います。 (投稿日:2009.11.14 00:57)

選者コメント:激しく動いてしまうのは逆効果にも感じられますが、ここに先駆者がいるので有効性にも信頼が置けます。コアリズムの効果に、新しい一ページができましたね。

問いかける ( 床に着くくらい さん )

確かに我慢するのは辛いことです。
しかし我慢し尽くした後、全てを解放するあの喜びを忘れてはなりません。
なので私は
「今出してしまっていいのか。本当にそれでいいのか。もっと最高の喜びがあることを忘れてないか」
と己に問いかけることで限界を先に伸ばしています。 (投稿日:2009.11.13 23:12)

選者コメント:便意との戦いを通して、自己啓発するわけですね。確かに苦境を乗り越えることで、人は人間的にひとまわり大きくなれるといいますが、話題は便意です。

楽屋の師匠を想像する ( 197 さん )

私は便意が襲ってくることを
「便意師匠が楽屋入りした」
と表現し、いよいよ持って出す、という段で
「便意師匠が楽屋からスタジオ入りする」
と表現しています。
なので、まだスタジオ入りされては困る場合は、収録の時間が押していて、まだスタジオ入りの時間じゃない事を伝えるADとなり、今しばらくお待ち頂きます。
心の広い師匠ならば、
「ああ、いいよいいよ。まだ俺、スポーツ新聞読み終わってないし」
と、粋な回答をして頂けるのですが、切羽詰まっている師匠の場合
「ちょっとまだ?俺、ケツカッチンなんだけどなあ」
と機嫌を損ねるので、なだめるのに苦労します。 (投稿日:2009.11.14 01:03)

選者コメント:「便意師匠」という擬人化がまず新鮮ですね。やっぱり芸の道には厳しいんでしょうか。基本的には気さくでゆとりのある人柄であってほしいものです。

分身に何度もトイレに行ってもらう ( あるく さん )

幽体離脱のような感じで自分の分身にトイレに行ってもらいます。
もちろんイメージなのでスッキリはしないのですが、何度も何度も行ってもらうと意外とやわらいでいきます。
不思議とトイレの場所を知らない建物だったりするとあまり効果がないのです。 (投稿日:2009.11.14 01:45)

選者コメント:「ジャーッ!」と水を流す音まで想像したりするのでしょうか。試してみたいのですが、水の音を聞いて安心して、うっかりやってしまわないか心配です。

懺悔する ( しなび大根 さん )

今までの人生のしょうもない悪行についてひたすら神に懺悔します。
手を組んで真摯な表情で祈っていると、悟りを開いた様な気分になり便意からもトイレへの郷愁からも全てから開放されたような気分になります。
肛門周辺は切羽詰ってますが。 (投稿日:2009.11.13 16:13)

選者コメント:祈りによって、心と体が分離するという境地にまでたどり着くということでしょうか。だんだん高尚な話になってきたような気がしますが、話題は便意です。

幼き目覚め ( かおるちゃん さん )

小学生のころ,出そうになるうんこをギリギリまでがまんし,肛門からうんこを出したりひっこめたりするという意味不明な遊びに興じてました。今回のお題を見て思い出し,久々にチャレンジしましたが見事に失敗。フルチンで深夜にパンツを洗う僕こと33才。 (投稿日:2009.11.13 19:57)

選者コメント:まず「幼き目覚め」という投稿タイトルが便意との戦い方になってないなと思ったのですが、やっぱり失敗ですか。敗戦から学ぶことも大いにあると思います。便意をもてあそぶのは危険ですね。

便を説得する ( うつけもの。 さん )

腹の中で今にも産まれんばかりの勢いづいたそれに、
「うんうん、ごめんね、出たいよね。後で思いっきり気持ちよく出してあげるからそれまでもうちょっとガマンしてね。
そうしたらたーくさんご褒美あげるからねー(自分に)」
と母親のような気分で諭します。
そうすると彼も私の気持ちが通じたのか、少し勢いを緩めてくれるような気がします。

きっといい子だと思うんですが、結婚できない一因がここにあるような気もします。 (投稿日:2009.11.13 17:24)

選者コメント:懐柔戦術は他の投稿にもありましたが、こちらはお母さんバージョンですね。母性ってすごいなと思いますが、話題は便意です。

初デートを思い出す ( はとのもと さん )

あの物凄い緊張感が甦れば、何とかなるような気がしてしまうのです。 (投稿日:2009.11.13 17:11)

選者コメント:確かに初デートで決壊はありえないですもんね。初デートのことを思い出せば、逆に便秘にまでもっていけそうな気もします。

つま先立ちでソロソロ歩く ( くまむし さん )

もう、コレは限界点超えてトイレに駆け込む時の歩き方ですが普通にも歩けないし、走れもしない状態だと、こうなります。最後の一歩、ズボン脱ぐまでが本当の我慢。たまにア!って時も有りますけどね。しょうがないね。 (投稿日:2009.11.13 18:03)

選者コメント:古典マンガにおける泥棒歩きは臨界状態でも応用が効くんですね。「しょうがないね」で締めているところに新しさがあります。

反省をする ( 一太郎 さん )

これはたぶんあの時あんなことをやらかしたバチが当ったんだ、ということを思い出して、それら1つ1つに対して、神様ゴメンナサイ、もうしません、だからこの状態をなんとかしてください、とお願いをします。
バチが当るようなことをたくさんしてるので、思い出して反省しているうちにトイレに接近できます。 (投稿日:2009.11.13 12:19)

選者コメント:悪いことをしたバチとしての便意。それが本当に神様によるものだとしたら、神様もなかなかやりますね。

呼吸を浅くする ( しろ さん )

出来るだけそっと息をします。
息を吐くときは口からです。 (投稿日:2009.11.13 16:12)

選者コメント:確かに鼻から「ふんっ!」と息を出すと、一緒に出てしまいそうですもんね。呼吸のコントロールで自分を制御、古武術の応用のような気もしてきました。

ビデオカメラを構える ( るんるんテレビっこ さん )

仕事でケーブルテレビやインターネットテレビの取材をしています。お祭りなどのイベントになるとトイレに行きたくなっても行けないことが多いのですが、カメラを構えるとトイレのことを忘れてしまいます。特に尿意はこれで何時間も乗り切っています。カメラを持っていないときは、取材中のことを思い出すのですが、やはり実物がないとうまくいきませんね。
(投稿日:2009.11.13 14:20)

選者コメント:プロフェッショナル精神は便意をも凌駕。このお題、とてもドメスティックなことなのに、人間賛歌みたいな投稿が集まって意外です。

普通を装う ( 生キャラメル さん )

昔、飲食店時代は、『お腹痛いー(泣)やばいってーTT』と頭の中&お腹の中ではどんなに切羽詰まっていようとも、顔には出さず、ごくごく普通を装い何時間レベルで接客してました。それ以来、ピンチの時は『えぇ…お腹痛いですが…それが何か?(ニッコリ)』な感じで平静&普通を装っていると頭が騙されるのか大丈夫です。
今もそんな感じなので、どんなに切羽詰まってようが周りに気付かれたことがありません(笑) (投稿日:2009.11.13 12:17)

選者コメント:人間の対応能力というのは、鍛錬によって拡張されていくものなんですね。ヒューマンビーイングの無限の可能性を見た気がします。

素数を数える ( えみっと さん )

いけるとこまで数えるだけです。素数を。 (投稿日:2009.11.13 08:50)

選者コメント:すぐに数え終わってしまうことを心配しましたが、調べてみたところ、現在確認されている最大の素数は1297万8189桁もあるそうです。そこまでいってもらすなら、もうそれは祝福されたゴールです。

省エネで我慢に集中。 ( 左ハンドル さん )

『我慢』にエネルギーを集中的に使うため、その他は、手はだら〜ん。うす目、おちょぼ口と省エネと思われる形をとる。 (投稿日:2009.11.13 11:01)

選者コメント:自分のもっている能力を全てを注ぎ込むわけですね。何かに真剣に打ち込む人の姿はかっこいいと言いますが、この場合はどうもそうでもなさそうです。

頭の中で便意を快感に変換する ( まめまめ さん )

いちおう女の子なので詳しくは説明しません。タイトルから察してください。
お腹をこわしている時のような、よほど強い便意でなければ大体この方法で乗り切れます。
が、これを試してみた結果新しい世界への扉が開いてしまっても、責任はとりませんのであしからず。
ちなみに私はヘンタイさんじゃないですよ。 (投稿日:2009.11.13 11:24)

選者コメント:これはすごい。こういうことができるんですね。まめまめさんの新しい世界はすでに開いているということでいいんでしょうか。

懺悔する ( カステラ さん )

今までの罪を便意の神に向かって懺悔します。
「もう悪いことしません、ですからお怒り(便意)をお治めくだされ!」 (投稿日:2009.11.13 12:12)

選者コメント:私にはひょうきん族の懺悔の神様が、両手で「×」を作っているシーンが想起されてしまいました。

駆逐艦と戦うUボート(潜水艦)の艦長をイメージする ( 鶉太郎 さん )

遠くから聞こえる小さなソナー音(便意音)の間隔と大きさが最高潮に達したとき、一瞬間隔をおいて大腸のなかで敵の爆雷は炸裂します。老練な艦長のつもりになって冷静に対処することが重要です。
敵は奇襲攻撃を得意とし、油断してトイレの探索を中断し携帯などをいじっていると突然攻撃してきます。パンツへの浸水も注意が必要です。
私はトイレを発見しドアが開くのを確認して安心してしまいそこで撃沈されたことがあります。
便意と戦う海の狼。 (投稿日:2009.11.12 22:16)

選者コメント:便意をがまんしているときって、やってることの実体はともかく、無駄にドラマチックで表情も真顔になります。そしてトイレのドアは自由への扉であると同時に、心のトラップでもあるんですよね。

直近のトイレを細かくイメージ ( pq さん )

冷やさないなど、普段から友好な関係を心掛けていますが、雲行きがあやしくなってきた時は、できるだけ細かく、どちらかというと美化して直近のトイレをイメージし、「もうすぐそこに連れて行ってあげるから」と、腸をなだめます。 (投稿日:2009.11.13 02:32)

選者コメント:闇雲に敵対するのではなく、懐柔するわけですね。便意と手を取り合い、肩を組んでトイレというゴールを目指す。私の中にはなかった新しいアプローチです。

すぐには出ない方だと思い込む ( もも さん )

便意の後すぐににゅるっと出るときと2〜3時間かけてゆっくり出るときがあるので、後者だと思い込むようにします。
中3のとき、これで授業中倒れました。 (投稿日:2009.11.12 21:59)

選者コメント:ついに卒倒者が出てしまいました。便意との戦いは限界を超えないようにしたいものです。それにしても、「2〜3時間かけてゆっくり」って、マラソンのようですね。

ノーガード戦法 ( フンバルト・ベンデル さん )

 漏れないようおなかに力を込めすぎ、勢い余ってダムが決壊するのを防ぐため、ここはあえてリラックスした状態で力を加えず、無我の境地に達します。
 硬いヤツを相手にするときに効果を発揮しますが、下痢気味でユルいときには無心を通り越して解脱してしまうという諸刃の剣。 (投稿日:2009.11.12 23:22)

選者コメント:「柔よく剛を制す」という作戦ですね。戦う相手の実体をよく見極めていけば、かなり有効な方法と見ました。「解脱」という用語は今ここに新しく誕生した気がします。

陣痛を思い出す。 ( ことりこ さん )

いまいきんだら大変なことになる!!と、あの痛みに耐えていたときのことを思い出せば、便意など・・・ (投稿日:2009.11.12 23:40)

選者コメント:女性ならではの方法ですね。生命の誕生と並べると、たしかにちっぽけな問題のように感じてきました。

腸の出口と入り口をつないでループさせる(気がする) ( ラリ さん )

あっても出てこなければ問題ないんだ。ということで腸の中を延々ループしてもらっています。
もちろん気のせいです。 (投稿日:2009.11.12 20:04)

選者コメント:プラレール的なイメージで問題を解決。人間の想像力は素晴らしいというのは、こういう話なんだと思います。腸の中の列車は無限に走り続けます。

体を細かく震わせる ( とんかつ さん )

子供の頃は便意に耐えられないレベルになると体が震え始めていました。
そうして震えながらも幾多の試練を乗り越えてきました。
こういった経験則から現在では少々の便意でも意図的に
体を細かく震わせるようにしています。 (投稿日:2009.11.12 21:18)

選者コメント:フィジカルのネイティブな反応を先回りして意図的に実践。これで便意がおさまるのかやや疑問に感じましたが、便意との戦いはいつも結果オーライなので、ノープロブレムです。

「便意がおさまる椅子」をつくる ( 切片ぺん さん )

もし、便意に襲われた時に近くに椅子があったら、「この椅子は便意をおさめてくれる不思議な椅子だ」と自分に暗示をかけ、その椅子に座ります。効いているかどうか微妙に思っても、自分に「おお、すごい!楽になってきた!」と言い聞かせることで本当に効いているかのように思うことができます。便通のリズムが悪い自分の切り札です。
椅子が近くになくても、床、壁、つり革なんかでも代用できると思います。 (投稿日:2009.11.12 19:38)

選者コメント:「自分を信じれば願いは叶う」系の戦術ですね。この手の話はうさんくさく響くこともありますが、便意をおさめてくれるんだったら信じられそうな気がします。

パラッパラッパーを思い出す ( ラムハ さん )

10年以上前に流行った、パラッパラッパーというゲームの中で、主人公が『ガソリンスタンドでトイレを我慢しながらラップバトル、勝てばトイレに入れるが、負けると…』という場面がありました。
そして今、私はトイレに行きたくなると、頭の中でこの場面を遊んでいます。
幸い、今のところ全勝です。 (投稿日:2009.11.12 18:43)

選者コメント:私はパラッパラッパーが苦手で全然クリアできなかったので、この方法を実践したら、いつももらしてしまうことになりそうです。

笑顔で手の甲をつねる ( イチコ さん )

ただそれだけで、意外となんとかなるものです。 (投稿日:2009.11.12 18:11)

選者コメント:転んで打って痛い場所をさすると痛く感じなくなるのは、別の刺激を感じることで痛みへの感覚が鈍るからだと聞いたことがありますが、その応用ですね。イチコさんの手の甲があざだらけでないことを願います。

日頃の鍛錬 ( ゆうひ さん )

普段から便意を我慢するのが好きで、すぐトイレに行ける状況下でもトイレに行きません。
最初は辛いですが、慣れてくると痛みが快楽になっていきます。
(投稿日:2009.11.12 17:45)

選者コメント:本番に備えて普段からトレーニングするというのは、スポーツの競技者として王道ですね。盲点でした。というか、話題は別にスポーツじゃありませんし、便意はいつも本番ですね。

ユニクロの場所を思い出す ( 安藤昌教 さん )

最寄りのユニクロの場所を思い出しながら頭の中で道順を確認します。仮に失敗してもあそこまでなんとかたどり着いたら着替えを買うことができる、と思うとリラックスできます。 (投稿日:2009.11.12 16:55)

選者コメント:なるほど、最悪の事態が起こった場合を想定してのソリューションですね。敗戦処理を具体的に選択肢として考えられるのは、単なるがまん大会からの脱却として画期的だと思います。これは合理的、と思ったのですが、話題は便意です。

般若心経 ( Da1 さん )

通勤途中によくあるあの腹痛および便意にはひたすら脳内で読経します。
一番痛いときに「色即是空」が来るので、これも因果だと思います(もちろん耐え忍びました)。 (投稿日:2009.11.12 20:50)

選者コメント:調べてみたところ、般若心経には大乗仏教の心髄が説かれているとされているそうです。そう聞くと御利益がありそうですね。最後まで読み終わってしまった時の心の隙をどう乗り切るかが気になります。

信じる力 ( nyonyo さん )

べたな方法ですが、尿に関することは考えないのが一番です。膀胱は腹八分まではいけると信じます。そう、自分(の膀胱)を信じるのです!!タプタプになってる様子とかは絶対考えちゃだめです。
あと、なんとなくですが、体育座りとか脚の閉じる座り方がお勧めです。立っているなら、臀部の筋肉に力を入れて、ヒップアップを兼ねるつもりで。

ちなみに、私はかなり耐えれる方です。日本―ロンドン間のフライト中、一度も席を立たず、したがって一度もトイレに行きませんでした。計算上では、一日二回しかトイレ行かなくて済むってことですね。どうりでトイレットペーパーの減りが遅いはずだ。
(投稿日:2009.11.12 19:57)

選者コメント:主に大の方を想定した今回のテーマでしたが、この投稿は小についてですね。急に誰かが体育座りをし出したら、ははん、そういうことなんだな、と思うようにします。

人としてのプライドを捨て、自分に言い聞かせる。 ( あらた さん )

私は閉じ込められると便意を感じます。電車に乗ってる時など、ここでしたくなったらどうしたらいいの?という不安感が便意を誘うんです。
そういう時はきっぱりと
「出た時は出た時。漏らしても死ぬわけじゃなし。漏らしても周りは他人ばかり。」と自分に言い聞かせます。 (投稿日:2009.11.12 20:20)

選者コメント:格言めいた開き直りで難局を乗り切るわけですね。毛筆で書いてあるのを想像したくなる、重みのある言葉です。

手近な人間の腹の中にブツを瞬間移動 ( 五式改 さん )

…という妄想で頑張ります。電車の中なら向かいのシートに座ってる見知らぬ乗客とか。たまに相手がモジモジしだしたりすると、成功感に酔いしれて便意自体を忘れます。飛行機が着陸態勢に入って席を立てなかった時は迷わず、機長の腹の中に飛ばしました。急いで着陸してくれるんじゃないかと思って。 (投稿日:2009.11.12 15:08)

選者コメント:ちょっとした呪いですね。こういう戦術があることを知ると、これから先、急に便意に襲われたときに呪われたと疑ってしまいそうです。誰だ飛ばしたの!って。

お経を唱える ( sumire さん )

困ったときのなんとかじゃありませんが、
とにかく仏様にすがります。



(投稿日:2009.11.12 16:12)

選者コメント:仏様の穏やかな表情は、確かに便意をみじんも感じさせません。「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言いますが、便意もなかったことにしてもらいたいですよね。

足の指をキュッと握り締める ( としくん さん )

根性で我慢します。なお,トイレに到着し安心してしまったのか,昨日,ズボンを下ろす前にパンツに大便を出してしまいました(今年30歳です・・・)。 (投稿日:2009.11.12 13:15)

選者コメント:我慢の仕方も興味深いですが、やっぱり決壊の報告も届いてしまいました…。でも自分を責めないでください、トイレまではたどり着いたんですから、私のルールではそれはもらしたことになりません。我慢しているとき、トイレのドアを開ける瞬間には心のトラップが潜んでますよね。

松岡修造を思い出す ( にゃんこ さん )

お酒を飲むとお腹がゆるくなってしまう友人が、飲み会帰りの電車で便意を催すといつも「松岡修造を思い出して戦っている」と言っていました。
「次の駅までいくぞ!お前ならできる!」と熱く励ましてくれるそうです。 (投稿日:2009.11.12 13:29)

選者コメント:厳しい状況にいる自分を励ましてくれるという意味で、松岡修造という人選はナイスチョイスですね。武田鉄矢に「ばかちんが!」と言われたい人もいるかもしれません。蛭子能収を思い浮かべてしまうと、まあいいかという風になってしまいそうです。

「ピクニック」を歌って戦意を高める ( えらちょ さん )

♪おか〜をこ〜え〜ゆこ〜ぉよ〜♪
という歌が現実からの逃避を手助けしてくれると同時に、そこはかとなく楽しい気分になるので、便意との戦いの辛さも軽減されます。
♪くち〜ぶえ〜ふきつぅ〜つぅ〜♪
さあ、ご一緒に! (投稿日:2009.11.12 13:42)

選者コメント:意味のないハイテンションに自分を持ち込むという戦術はよくわかります。気分を高揚させることで、現実から目を反らせる気がします。想像のピクニックの目的地を沼とかに設定しないようにしたいですね。

う○この歌を歌う ( めがね さん )

まだ序盤の便意の時は姿勢を正し、自分の腸と対話することで何とか頑張ります。
が、どうしようもなくなると、うん○の歌を歌いながらステップを踏みつつ乗り切ります。
○んこの歌は小学生のときに自作し、今でもお世話になってます。 (投稿日:2009.11.12 11:33)

選者コメント:静かな内臓との対話から、急にオープンな戦いに変異するという二段構えの戦略ですね。歌とステップで自分を鼓舞するというのはわかりますが、人の目があるときには勇気が必要かもしれません。

土嚢を積むイメージをする ( オムレット さん )

雨が降り続け川が氾濫しそうになったときには、土嚢を積み、堤防を強化すると思います。
便意が絶え間なく襲いかかってきたときには、肛門という堤防が決壊しないように肛門近くに土嚢を積んでいくようなイメージを持ち、肛門括約筋の力を徐々に徐々に強めていくことで、私は便意と戦っています。 (投稿日:2009.11.12 13:00)

選者コメント:テレビで見たことがありますが、豪雨で水かさの増した河川をなんとか食い止めようとする人たちの姿を思い浮かべるわけですね。うっかり間違えて、土嚢がなし崩しになっていく様子をイメージしないようにしてください。

速攻で白旗を揚げる ( ダメガネ さん )

毎日健やかにモノが出るほうの体質ではないあげく、
「襲ってきたときはもう出る時」
くらいの勢いなので、いかにタイミングを逃さず戦場(トイレ)に馳せ参じるかの方が戦いです。
先日、ドリルで浣腸をされたのかという想定外の痛みにより戦いの始まりを告げるほら貝が吹かれ、「出立にございます」と言いながらトイレに駆け込み母親に笑われました。 (投稿日:2009.11.12 13:02)

選者コメント:我慢することなく、速やかにリリース。無駄な争いを避けるという方向性は、武田信玄の「戦わずして勝つ」という戦術にも似ています。スマートでクレバーですが、相手は便意です。

椅子から尻を離さない。 ( 素浪人 さん )

小学校の頃から授業中の便意に悩まされていましたが、心の中で大丈夫だと自分に言い聞かせながら極力この方法をとって凌いでいました。
冷や汗ダラダラでしたが。 (投稿日:2009.11.12 11:37)

選者コメント:物理的にフタをするというイメージでしょうか。立って移動する必要があるときにも、イスを持ち上げておしりを離さないままにして乗り切りたいですね。

漏らした後の人生を考える ( いつも戦い。 さん )

一生後ろ指をさされるとか、なるべく悲惨な状態を考えて
意地と気合いとプライドで肛門を引き締めます。
毎年会社で初詣に行くのですが、社長の車の中(ベンツ)で襲った激しい便意にはこれで乗り越えたので、効果は保証できます。 (投稿日:2009.11.12 12:47)

選者コメント:社長のベンツで極限状態というのはかなり厳しい戦況ですね。逆に一線を越えたら、伝説になれるとも思います。首になったりするのかどうか、試してみたい気もします。


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