すぐに消えてしまうものはかっこいい (by 大原) 豆を炒っていたら大量の煙が出たので思わず撮影する。僕に食べられるという事は土に落ちる事が出来なかった豆。 「離れて撮影するカメラのフラッシュが思考と行動をもとにもどす 捨てた夢の破片がそこかしこに転がっている 人生は僕がどこにいようと変わり続ける 新しいものも古いものも消えうせる 人生は鏡の中でだけはっきりと見える写真のようなもの」(ディスタント・カメラ/ニール・ヤング) 煙は波間の海月のように一瞬ただよったあと匂いだけ残して消えた。 いつか消え果ててしまうのは僕も同じ。匂いすら残さずに。