古賀及子 のコメント

松本楼の10円カレー、知りませんでした。

優先的に入店できる優待券があることも、募金箱にたくさん募金が集まっていることも全く知らないことなので最初から最後まで興味深いです。緊張してたら午後の紅茶が缶で出てきたのが良かったですね。（私は知らなかったとはいえ）ある程度知られているイベントだとこういうささいなところが全てです。後半歴史を振り返る展開にそうきたかと思いました。

レポートだけだと足りないなというところで情報でがっちり盛ってくる（そしておもしろい）のは憎い。昭和の広告に「明治・大正をしのぶ」と書いてあるのが最高でした。タイトルや切り口が「10円じゃない10円カレー」になっていますが、フォーカスすべきはそこじゃないのかな？ と感じました。十分キャッチ―な「10円カレーを食べた」というところを主軸にして実はチャリティ企画で募金も受け付けているのだと付け加えるくらいのほうが全体がすっきりするとおもいます。

石川大樹 のコメント

僕もこのカレー知りませんでした！先週すぐ前通ったんですよ、松本楼。あそこでこんなことが行われていたとは！

せっかくの体験なので、その最中の自意識の置きどころが「VIP」で終始続くのがもったいないかなと思いました。単に何回もVIP、VIPって言ってるとちょっとくどい感じになっちゃうんですけど、例えば食べる前後とかでやっぱり心境の変化ってあるわけじゃないですか。そういう時に「そうか、VIPだと思ってたけどそうじゃなくて○○だったんだ」みたいな展開ができれば、それまでのVIPが全部布石になりますよね。そういう道具にするにはいいけど、主題として「VIPな気分だった」はひねりがないのでちょっと弱いかなと思いました。それか、VIPをもっと具体的にして例えば「外交官」っていう設定にするとそこから派生する冗談がいろいろ思いついたりします。「具体的に設定を詰める」は冗談を生むのでけっこうおすすめです。

石川大樹 のコメント

展示の面白さはすごく伝わってきました！のですが、まだまだ主役が科学館という感じで、もうちょっと「自分の体験」を記事の主役にできるといいかなと思いました。その方が、楽しんでいる自分を通してさらに面白さが伝わるので。

とはいえ「扉の締まりが悪くて、ドアノブ部分を持っとかないと勝手に開く。」みたいな自分特有の感想は書かれてるんですよね。ただそういう表現を使ってるのが一歩引いた視点の箇所が多くて、「楽しさ」にフォーカスしたところでのそういった感想が少なかったかも。あとはハコの中身を当てるところとか、写真４〜５枚使ってもうちょっと詳細に書いてもいいと思うんですよね。いま全部の展示紹介がフラットな感じなので、いい所はたっぷり字数裂いて心置きなく書いてもいいと思います。その方が緩急つくし。