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2018年07月06日号 新郎に自転車を買わせて大阪へ・愛搬送マシーン・標しくぃ
【入選】愛搬送マシーン
[作品名]【入選】愛搬送マシーン [投稿者]阿蘇カラクリ研究所さん (生きる醍醐味) [コメント]熊本が誇る特許技術で「愛」を搬送しようとする試みです。
古賀及子 のコメント
これは一体なにが起こるんだろうと思って読んでいて、それでは「愛搬送マシーン2」です、どうぞー! って動画がはじまると赤子が泣いてるってパーフェクトすぎませんか。「酒くれー!」って言って愛と一緒に出てきちゃう都合の良さ、「プライスレスの愛を安っぽい構造で運ぶ」ことに謎に高評価が集まって後半さらにそこから5倍くらい盛ってくる右肩上がりの進行ととにかくもう可笑しかったです。書き手がやりたいことをやって、それをただ見るタイプの記事だと思います。共感とかそういうんじゃない感じ。強いですね。
石川大樹 のコメント
阿蘇カラさんの投稿、以前はエッセイ的なのが中心だったのですが気が付いてみるとレベルは違えど工作記事で、僕らが普段書いてるものにに近いな!と思いました。そのうえでデイリーと違うのは、工作記事が作品ではなくて人をメインに進んでいくんですよね。自分の生活であったり先輩のことであったり。それが阿蘇カラさんらしさで、すごく好きなところです。何をテーマに書いても人生が見える感じ。またぜひご投稿ください!
【入選】標しくぃ 〜めくるめく曲がり標識の世界〜
[作品名]【入選】標しくぃ 〜めくるめく曲がり標識の世界〜 [投稿者]kogeさん (ひざかけちゃーはん2) [コメント]支柱が“くいっ”と曲がった道路標識やカーブミラーの観察をしています。地味なようで意外とダイナミックだったりします。路上観察をしている人は必見です。路上観察をしていない人はちょっと必見です。よろしくお願いします。
林雄司 のコメント
なるほど路上観察ですねーと思ったらそれよりももっとストレートに面白かったです。柵を通り抜けている標識でぐっと掴まれました。数でおしていくので、両側にある写真では興奮が共有できました。これはたまらないですね。テーマもおもしろいし、分類して整理してあるのですっと入ってくるし、これはもうアドバイスするところはないですね。
見続けているからこそ書ける記事ですよね…! 分類したり、感情移入したりと自信もって勝手にコメントできていて面白かったです。こういうフォルダが火を吹く系は遠慮なく自信もって書いていいんですよね。遠慮したら負けだと思います。キャプションも細かく可笑しく書いていてくすぐられるんですが最後の>ひょっとこの面をかぶって小躍りしながらリツイートに伺いますここ大好きでした。画が見えてずるい!
こんなのがあるって全然気づかないで生活してました。曲がってるんだ!その発見自体がまず面白いです。くわえて、事例をしっかり集めたうえでちゃんと考察されて、情報の深みを感じました。イリュージョン系みたいなレアっぽいものがいくつも紹介されてますし、「右くぃ」が珍しいなんてかなり数見てこないと気づかないですよね。そのうえ珍しい理由まで解説されてる。とにかく「しっかり集めてしっかり分析/考察してる」のが素晴らしい記事でした!
【入選】今度結婚する新郎に自転車を買わせて大阪まで走ったら達成感がすごかった
[作品名]【入選】今度結婚する新郎に自転車を買わせて大阪まで走ったら達成感がすごかった [投稿者]いのっちさん (銀塩日和) [コメント]先日やって楽しかったことをブログに書いてみました。
面白かったです!たまんないなと思ったのは、これこのあと新婦の友人にインタビューして、映像作って、結婚式があって…っていうお話のその前置きみたいなところじゃないですか。でも大阪着いたらそこでスパンと終わって「またこんな感じでふざけたことがしてぇな」って言ってるこの余韻、これが最高でした。多少気になったのは「クリートカバーを付けたままビンディングを」的な専門用語がたまに出てくるところでしょうか。それ以外は文章もすごく読みやすいと思いました。個人名を出さないことでうまく内輪感を払拭してるのですが、それなのに誰が誰かわかんなくて混乱することがない。また新作が書けたらお送りください!
【もう一息】風力発電でうちわを回して涼しくなる
[作品名]【もう一息】風力発電でうちわを回して涼しくなる [投稿者]ねおみのるさん (私立ねお学園) [コメント]私の初めての工作作品となります。ぜひ優しい心で読んでいただければと思います。
これはねおさんのせいではないんですが、インターネットでの工作のレベルがあがってしまって、できなくてトホホオチの記事が書きにくくなってしまったんですよね。2010年ぐらいまではこういう記事でよかったと思うのですが。そのあとその責任の一端はデイリーポータルZにもあると思ってます。いろんな趣味がセクト化してますが、工作もまたその気配はありますよね。どうしたらいいだろう…。うーん、できないところで終わらせないで、動くところまでこぎつけるのですかね。普通ですが。この撮影にもう1日かけると結果は違ってくると思います。ある程度まで(2日ぐらい)、記事のクオリティと撮影時間は比例します。
おわりに