安藤昌教 のコメント
工作の過程をものすごくシンプルに筋だけで追っているんですが、読み手としてはこのくらいのスピード感が気持ちいいです。きっと顔の造形とか彩色とか、ものすごく時間かかっているんだと思うんですが、サクサクすっ飛ばすことで職人の技を早回しで見てるような爽快さがありました。
塗装の途中で「実物は鼻の穴が金だ!」って気づくんですが、これ、風神を粘土で作ったことある人じゃないと絶対気づかない部分ですよね。日常ではまず活かしどころがないと思いますが、こういういらん情報の積み重ねこそが人生を豊かにすると信じています。知れて得しました、ありがとうございます。
工作の出来も書き方も、もはや非の打ち所がないほどハイレベルなので、読み物としても面白味を持たせるために、この工作と自分、もしくは社会との関わりを書いてみるといいんじゃないでしょうか。完成品を実家の台所に置いてみる、とか上司に贈るとか(例えば、なので贈らなくていいです)。
次も期待しています。 |