いつもの自分でいる輝き「すみ焼やきとり塩味」
「すみ焼やきとり塩味」である。「すみ焼」であって「炭焼」ではないところに、炭っていう漢字くらい読めるぞ、と言いたくなる。ロングセラーの定番品である、ほていのやきとり缶。手頃で簡単な酒のつまみとして、フタを開けて缶のまま食べられているシーンがいかにもな感じで目に浮かぶ。「俺だって外の世界を知りたい」と小さく叫ぶ中身の焼鳥。広い世界へ旅立たせてやろう。
使ったのは、実家の物置にあったステンレス製の器。ビュッフェか何かでスープなんかが入ってるあれだ。箱によるとこれは「スープチューリン」というものらしい。実家にあった理由は不明で、これを使った覚えもないとのこと。ビニールに包まれていたので新品であるようだ。つまり仕事デビューがやきとり缶となったスープチューリン。「スープじゃないじゃん!」と思っているかもしれない。
やきとり側も、豪華な食器に入れたことで格調高く見えると思ったのだが、そんな外部環境には揺るがないやきとり感。逆に缶からそのまま食べる方がおいしそうに見える気がする。しかし食べてみればいつもと変わらぬロングセラーのおいしさ。こう見えてちゃんと炭焼の香りがするからすごい。購入価格 158円メーカー:HOTEI(小野法師丸)
( 2012/05/06 00:00:00 )