骨までおいしい「さんま 味付」
魚嫌いな人の言い分として「骨を取るのがめんどくさい」というのがある。確かに小骨が多い魚は食べるのがめんどくさい。本当は煮魚(焼き魚)定食を食べたくてもめんどくさいからつい刺身定食にしたりしてしまう。
その点、缶詰の魚は骨まで柔らかく煮込まれているためそのまま食べられる。小骨を気にする必要がなく、その上カルシウムも満点である。調べてみるとこの缶詰の製造元であるマルハニチロ食品は2004年に「骨までおいしい魚」という商品を開発している。圧力をかけて魚の骨を柔らかくした冷凍食品で、アジの開きやさばの塩焼き、さば味噌煮といったラインナップがあるようだ。骨をおいしく食べさせる技術はかなりのところまで進んでいるようだ。
さて、この缶詰、そのまま食べてももちろんおいしいが、ご飯とみそ汁をつけて「さんま定食」にしてみた。食卓に一気に秋の香りが漂う。それにしても定食はすごい。ご飯、みそ汁、おかず。このフォーマットに当てはめるだけで105円のわびしい缶詰も立派なメインディッシュになってしまう。購入価格 105円メーカー:あけぼの(榎並紀行)
( 2012/05/02 02:00:00 )