昼間にクルマで走っていると突然、道路脇に巨大なジャングルジムが現れました。 迷わず近くの駐車場に停め、最近はいつも持ち歩いているカメラを片手に現場へ。
どうやら清掃工場の建設工事のようです。 むき出しの骨組みにひとり大興奮。まさに無骨とはこのこと。 しかし僕は撮影をしながら確信しました。きっと夜は別の顔を持っているだろうと。
後日、真夜中に訪れたところ、思った通りの大変身を遂げていました。 光の変化だけで無骨さと美しさが表裏一体。言うなればアンドロジニー。
僕がここで追っているテーマの、ひとつの完成形とでも言えるかも知れません。建設中ですが。
骨組みが壁で覆われたら、「周囲に気を遣った」パステルカラーに塗られてしまうでしょう。 もう少しこのままでいてほしいのに。 ( 2007/01/18 11:00:00 )
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