おたま
一瞬わからないかもしれないが、おたまが浮いている。そこから右にパンさせれば、おたま気取りの私がゆうゆうと目をつぶっている。目をつぶったのには特に意味はない。いや、熱い汁をすくっても動じない彼に無意識に敬意を表したのかもしれない。本当か。