味付けや構成物は「肉じゃが」なのですが、いろいろとジャンボです。大きいことはいいことだ。

ところで、コンニャクを手でちぎる作業ってかなりのストレス発散になりませんか。ズブズブとめり込む指と、めり込まれてなるものかとばかりに抵抗するコンニャクとの熱き攻防戦。序盤は気張って「みんなー！ しっかり手をつなげー！ 気を確かに持てー！」と男気を見せているコンニャクですが、ひとたび指の侵入を許すと「なぁ、オレたちって包丁さえ使ってもらえない食材だったんだな…」と弱音を吐き始め、最終的には「わかった。そういうことなら潔く、ウマく食べてもらおうじゃないか」と途端に態度を軟化させ、自ら鍋へと身を投じます。（うそです。自らは投じません）

いい具合に味の染みたコンニャクは、豚肉同様たいへんおいしく煮上がりました。昨日の敵は今日の友。いや、最初から敵じゃなかったが。 ( 2006/11/17 00:00:00 )