確かに革命だが共食い
舌なめずりとウィンクが共食いの悲惨さを増幅
ストレートにカレーを表現した深紅の背景に高々とスプーンを掲げて舌鼓。とびちるよだれ、光るスプーン、してやったりの笑顔。カレーを食材自身に食わせ、あまつさえそれを看板に据えるとはたしかにレボリューションだが、実態はただの共食いだ。「カレー」の文字も「革命」の文字も、勢いで一気に書き上げた風情。余白を活かしたレイアウト。そして共食い。看板としては人目を惹く秀作だと思う。あと鼻輪が付けられた状態でカレーを食べるのは難しいんじゃないかと思う。 ( 2006/09/04 01:41:00 )