京成バラ園へ
東葉高速鉄道、八千代緑ケ丘下車。
新興マンションの群れをぬけ、10分くらい歩くと、バラ園がある。
バラ園に来るのは初めてだった。私の頭の中には、一応想像図があった。
【わたしのかんがえたバラ園】 |
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バラのアーケードをぬけると、そこは大きな庭園 |
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制服を着た園芸家が2人くらい作業中 |
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さまざまな品種が咲き乱れ、見学する人はちらほら。若いカップルや園芸ファンらしき老夫婦、写真を撮ったりスケッチする美術系の人々など。 |
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かたわらに英国風建築のティーハウスがあり、ローズティーが飲める。小さな雑貨コーナーもあって、ローズジャムやローズオイルが売っている。 |
まあ、こんな感じだったのだが、実際は違った。
まず、入り口の屋台で、のしイカを売っていた。
イカをひきのばす実演をやっていて、ロールにはさまれたイカは、もとの2.5倍の長さになっていた。
それに感心して見入る人びと。
他にもアイス、ヤキソバ、ダンゴなどの屋台、地元野菜の特売などがあった。
ブルガリアのローズジャムやワインの屋台もあったが、断然アイスのほうが混んでいた。
料金600円を払って中に入る。広い園内は、様々なバラが咲きまくり。確かにスゴイ。
でも、想像した乙女チックな英国庭園風な感じでもない。
デートらしき若カップルも、メモをとりながら見る園芸マニアもいたが、ほとんどの人は、もっとカジュアルにバラを楽しんでいた。皆リラックスして、ニコニコとしていた。
おばちゃんたちが、シートを広げて座り、のり巻きを食べていた。
酔っぱらったオヤジが、花を眺められる角度で寝転んでいた。
私の中で、ひとつの考えがひらめいた。
「そうか、バラだろうが何だろうが、『お花見』だから、日本人のお花見スタイルになっちゃうのか!」
ま、別にいいとは思いますが………。
とりあえずバラを眺めることにする。
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