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チャレンジの日曜日
 
缶コーヒーが無糖か砂糖入りかを見分ける方法
無糖の缶コーヒーは水に浮く!

缶コーヒーには、無糖のものと、砂糖入りものものがあるが、それを飲まずして見破る方法があるらしい。

まあ当然ラベルに書いてあるので、見破る必要は一切ないのだが、せっかくなので試してみた。

 

玉置豊
(たまおきゆたか)
北欧出身のヴィジュアル系プロレスラー。MITSUとのタッグで、フィンランドのウェルター級王座を防衛中。フィニッシュムーブはタンデム・フライからのD-P-Z。
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無糖の缶コーヒーは水に浮くらしい

缶コーヒーの中身が無糖か糖入りかを見極める方法は、ズバリ比重。

コーヒーに砂糖を入れると、カップの底に沈む。つまり、砂糖はコーヒーよりも重いのである。

ということは、砂糖入りのコーヒーは、無糖のコーヒーよりも重いのだ。


左がブラック、右があふれる甘み。

水に入れると、重ければ沈み、軽ければ浮く。はい、これ自然の摂理。

要するにだ、無糖は浮いて、砂糖入りは沈むのである。


さあ、無糖は水に浮くでしょうか。

ドキドキしながら手を離す。


あ、浮いた!

確かにブラックコーヒーは水に浮いた。水深が浅くて、浮いたというよりは傾いたという感じだが。

だが、違うメーカーの違う商品を比べているというのが気にかかるよね。



同じシリーズで比べてみる

さっそく自動販売機まで走って、同じシリーズで無糖と砂糖入りを買ってきた。

これを比べて無糖が浮いたら、それはもう定理だ。


心の渇きを、デミタスで満たす(ダジャレ)。

どうでもいいことですが、わりとドキドキします。

ボールも一回り大きいのを用意し、水深を確保した。

よーい、どん。


あ、やっぱり無糖が浮いた!

正直、だからなんだというテクニックなのだが、ちょっと感動してしまった。

昔から無糖は浮くようにできているそうです

この無糖の缶コーヒーの無糖が浮くというのは、比重の問題だけでなく、昔からの伝統という側面もあるそうだ。

缶詰文化の初期、ラベルを缶に直接印刷する技術がなかったために紙のラベルを張っていたのだが、張る前に中身がどっちだかわからなくなることが多々あった。

そこで、無糖のコーヒーはちょっとだけ少なく入れて、缶の中に空気が入るようにして、水に浮くようにしたそうだ。それが伝統として残っているのである。そうでなきゃスチール缶に入ったコーヒーが浮くわけないですよね。

この記事はエイプリルフール企画のために作ったうその記事です


 
 

 

 
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