インクのシミを見てなんの形に見えるかを答えさせられる、ロールシャッハテストのようである。でも、これでもアニメーションしてみれば、細かい動きは脳が保管してくれて、なんとなく走ってるように見えるのだ。これがGIFアニメづくりの面白い所であり、人間の脳の不思議でもある。適当を恐れずガンガン描いていこう!
というわけで、基本はここまで。あとは応用編として、error403さん(アニメ素人)からの、もう少し進んだアドバイスをご紹介したい。
・速い動きは全部描かない
ピューンって走らせたいシーンで、右脚あげて左手あげて右脚前に出して…、って動きごとに1枚1枚用意したら、枚数が増えてアニメが遅くなってしまう。さっき言ったように脳が補完してくれるので、適当に間引くのがいいとのこと。
・奥←→手前方向への動きは難しい
これをやるときは、パースを意識しなきゃいけない。遠近法により、人間は近くの物は大きく、遠くの物は小さく見える。アニメも同じで、奥行き方向に動かすときは、遠くに行くにつれてキャラクターを小さく、1コマの移動距離も短くするといいそうだ。
描くときは下の写真のように補助線を引くと描きやすいかも。 |