枠にくくりきれないレシピ

じつをいうと、家にある食材はかぎられてるから、みんなも同じようなことしてたんだろうな、だったら楽しいなと思っていた。

でもふたを開けてみると、みんなほんとに自由に、一人一人ちがうレシピを持っているのだった。

最後にそれらをできるだけ紹介したいと思います。

ビオフェルミンは甘かった

「ビオフェルミンは甘いのでたまに食べてました。」（tjshintaroさん）

「ビオフェルミンをポリポリと食べてました。こんな奴他におれへんやろ、と思ってたら職場に「あ、私も」という人がいて驚いたことがあります。」（kin29albumさん）

いきなりビオフェルミンである。・・薬だよね？

しらべてみると医薬部外品、成分は乳酸菌ということだから、なるほどヨーグルトみたいなものか。知らなかった。

・・しかし子どもは自由だ。

福井ではカニはおやつだった

「冬場はカニ食べてました。福井で育ったのですが当時は足がちょっと欠けたセイコガニ（越前ガニのメス）なんかポテトチップス以下の扱いで、おやつは毎日カニでした。ポテトチップス食べたかったです。」（sdgotosbさん）

なにそれ！うらやましい。でも毎日カニだと飽きる気持ちもまあ分かる。

米びつから生米を直接

「数回しかやってませんが、米びつから生米をつまんで食べたことがあります。一度に口に入れるのは2・3粒でした。噛み締めるとじんわりとほのかな味がしたのを覚えています。」（pyrite_holicさん）

生ごめ・・。

実際にかみ締めてみると、よく分からないが、戦時中という3文字が脳裏に浮かんだ。はだしのゲンか何かの記憶だろうか・・。

粉チーズを直飲み

「粉チーズをサラサラと直食い（直飲み）してました ばあちゃんに見つかって「小皿にとって食べなさい」とよく怒られました」（krckshr_さん）

おばあちゃん、論点はそこでいいんでしょうか・・。

カレーのルーを直接

「こんばんは。私はカレーのルーのみをかじっていたことがあります。同僚に話したら「ちょっとは工夫しなさいよ！」と言われました。」（noripeさん）

これはすごい。でも下手に工夫するとマヨネーズをかけたりしかねないので、これはこれでいいんだと思う。

実家が養鶏

「こんにちは。実家が養鶏をやっていたので、お腹がすいた時は鶏舎から卵を取ってきて食べてました。フライパンに卵を割り、醤油を入れてぐるぐる混ぜながら焼くのが一番おいしかったです。多少特殊な環境ですが、お役に立てれば幸いです。」（PetraEwingさん）

うらやましい。実家で食べ物をあつかってたら、まずそれが留守番ごはんの主食になるのかな。

でもラーメン屋さんだったりすると家にあるのは生麺とダシガラだけでがっかりみたいなことになるかも。

当サイトライター陣はどうだったか

じつは最初に編集会議で留守番ごはんのことを聞いたときは、DPZライター陣からはあまり反応がなかった。あれ、ぼくだけ？と思っていたのだが、後から反応をもらえて嬉しかった。

「インスタントラーメンが常備してある家だったので、素ラーメンを作って食べてました。大鍋で一気に５袋とか６袋とか。食パンがあった日は、シーチキンと冷蔵庫にある野菜(キュウリやレタスなど)をマヨネーズであえたのをのせて食べてました。」（宮城さん）

「缶入りのハーブのど飴をガリガリたくさん食べた覚えがあります。友人に塩をなめるといいと勧められたのもよく覚えてますが、子ども心に体に悪そうだからとやらずにいました。懐かしいなあ。」（古賀さん）

「トマトを丸かじりしてました。びちょびちょ。」（林さん）

「ミロの件ですが、小学校６年間毎日食べてたぐらい頻繁に食べてました。食べ方は牛乳をほんのちょっと入れてどろどろにしてそのまま食べたり、パンに挟んで食べたり、レンジにかけてパリパリにしたり・・・という食べ方をしてました。」（さくらいさん）

さくらいさん、ミロを五段活用くらいしててすげえなあと思った。