どちらもうまい。下ごしらえが功を奏したのか、思い切りかぶりついても匂いが全く気にならない。よかったよかった。一手間かけて皮さえ取り除いてやれば素晴らしい食材になるのだ。川のカワハギだと思えばいい。そういえば味も少し似ている気がする。
煮つけも確かに美味しいのだが、人に勧めるならやはりフライだ。
なんでもアメリカナマズの地元のアメリカ(当り前か)ではやはりフライにして食べられることが多いそうだ。時にはフライをサンドイッチの具として食べることもあるのだという。キャットフィッシュサンド!うまそうだ。
ブラックバスも美味しかったが、こちらのほうがやや繊維質で身が締まっている印象を受けた。また、味もよりしっかりしているようだ。個人的にはブラックバスのほうが好みだったが、そのジャッジには餡かけの成功とアメリカナマズの皮の匂いの記憶が少なからず影響しているのかもしれない。
それでは最後に、アメリカナマズでもそのビジュアルを生かした料理を一品作ってみようではないか。 |