「しゃべりながら太陽を動かして、さらに朝やけにしたり夕やけにしたりしなきゃならないから、時々忘れちゃうんですよ……。太陽が沈もうとしているのに空が青いままだったりね」(上映担当の杉本さん)
確かに、そんなに色んな事を同時進行でやってたらワケ分からなくなりそう……。
その代わり、全手動だけに同じ上映は二度と出来ないので「これはバッチリ」というタイミングで操作できた時はすごく気持ちいいんだとか。
手動だからこそのいいところ
「次回の上映に向けてセッティングを変えなきゃならないので」
ということで、取材はここで終了だったんですが、プラネタリウムのセッティング変えって興味あるじゃないですか。そこで、ムリをいってその作業も見せてもらうことに。
プラネタリウムって大体、上映した日の夜に見える星空を映すもんですが、全手動プラネタリウムでは上映会のたびに、これまた手動で星空の位置を変えなきゃならないのです。 |