一緒のはずである、と言ったって共感が得られないのは理解できる。この道と国道を比べようなんて、陸上部やサッカー部からもメンバーを集めてようやく9人揃えた弱小高校がジャイアンツに挑んでいるようなものだ。
ぜんぜんたとえが上手くない気がするけど、何となくフィーリングが伝わっていたら嬉しい。
でもこういう、ものすごく細くて短い道もいずれ太い道と繋がって、日本中に張りめぐらされた道路網の一部を支えているのだ、なんて考えたらなんだか急に、たまらなく愛おしくなってしまった。
そういう目線で見ると、冒頭のこの道なんかもう一瞬で恋に落ちるレベルである。 |