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ひらめきの月曜日
 
ブックオフ世界征服への道

作戦会議

ここまでで、手に入りやすい国はほぼ抑えてしまった。これ以上の領土拡大は難航が予想される。がむしゃらな力押しだけでは望めないだろう。きちんと戦略を立てねば。


お昼ごはんついでに司令室(ケンタッキー)にこもる。

現在の帝国の勢力状況を地域別に見ていこう。


北米。アメリカとカナダしかない。いずれも制圧完了
中南米。特に中米が手薄だが、メキシコやコロンビアなら入手可能か。でもどこの店に行けばあるか見当がつかない

アジアは東南アジアが手薄。タイのポップスやインドネシアのガムランはすぐ手に入りそうなのに。あとモンゴルもホーミーがあるからいけそう
ヨーロッパ〜アラブ。人気の音楽があるところはだいたい制圧したか。強いていえばトルコとイランに可能性がある

このスカスカぶりにアフリカの遠さを実感。コンゴとモロッコには有名なバンドがいるけど、ピンポイントで狙ってしまうとなかなかでてこないのが中古盤というもの…

入念な戦術計画のうえ、当面の狙いを東南アジアに絞った。特にタイ、インドネシア。それをふまえ、次に攻めるブックオフはこちらである。

 

東南アジンタウンの街?

新大久保にコリアンタウンがあることはよく知られているけど、中国、タイ、ミャンマーなどアジア系の人も多くすんでいるらしい。ということが書いてあるサイトを広大なインターネットの中から1ページだけ見つけたので、全面的に信用してみた。


コリアンタウンからの最寄は西新宿小滝橋通り店

ここは小さなブックオフで、ワールドミュージック棚は全価格帯あわせて2列ほど。しかし意外な掘り出し物があった。

台湾 Difang / across the yellow earth
インドネシア  Degung / Sabilulungan


こちらの思惑通りにガムラン登場でインドネシアをゲット。皇帝の策士としての技量は確かである。そして台湾をくわえ、2ヵ国を手中に収めた。つづいて、買った分。

2枚

左はシャンソン集。フランスはもう制圧済だったけど105円だったので買ってみました。で、右がすごい。日本の90年代前半のポップスといわれても納得してしまうそうなジャケだけど、実は。

ポニーキャニオン・シンガポール!
地図にするとこんなちっちゃい点ですが…

シンガポール人は外国の音楽ばっかり聴いてるイメージだったので、ポニーキャニオン・シンガポールの存在自体に驚いた。(調べてみたらその後なくなったようですが)

とはいえ面積としては小さいので、こういうときは「この土地にはダイヤモンド鉱脈が眠っており資源的価値が…」などと妄想するのがこの手のごっこ遊びのポイントである。

そんなシンガポールも、制圧。


シンガポール MAIZURAH / MAIZURAH

 

また一歩、世界征服に近づいた。あとアフリカと中米か

 

関係ないけど不動産屋の前のディスプレー(?)が気合い入りまくってた。全部A4用紙を貼り合わせて作ってあります

 

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