漫画を描く楽しみ、描かれる楽しみ
そんな漫画と、ロケーションだけでばっちり楽しいマンガミュー ジアムだがそれだけではない。漫画を読むという一面以外からも楽しむための工夫がたくさんあるのだ。
他にも、描かれるという漫画への関わり方もある。僕も当サイトの記事で何度か似顔絵を描いていただいた事がある(これとかこれとか)が、恥ずかしながらも凄く嬉しくて楽しい。
漫画を感じる楽しみ
更に、伺った際はベルサイユの薔薇の原画展もやっていた。原画と言われても印刷されたものと同じでしょ?と思いながら見たら、大間違いだった。
製品化された物に触れる事が当たり前な漫画だが、筆圧による紙の へこみ、着色による色のにじみ等、自分が絵を描いた時にも起こる現象を通して、実際に書いているという事を現実として感じられる。その情熱、手間、時間の込められた紙の存在感に驚く。
こういう風にマンガミュージアムでは漫画を「読む」だけではなく、多角的に漫画を楽しむという体験をさせてくれる。
おそらく芝生の上で漫画を読んでも良い。というのは漫画の「読む場所」を解放しようということだろう。実際に読んでみると分かるが、同じ漫画でも読む場所で印象が違うのだ。
この時は「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画を読んでいたのだが、はっきり言って失敗だった。ジョジョは雨の日のちょっと暗い家の中で読む方が良い。ここなら、スポーツ漫画を読めばよかった。
その漫画の楽しみ方の一つとして、漫画を食べるという事でクッキングパパの料理があるのだろう。やっと次から料理が始まるよ。